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ぶらり・ぶら~り

第82回 蔵・町家・寺社そしてユネスコ無形文化遺産・・・・結城 (2011/05/27)

茨城県に越してきて30年以上経ち,1度はいってみたいと思っていた所が鎌倉時代からの城下町、結城でした。その結城紬が平成22年11月ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
http://www.city.yuki.lg.jp/14/13318.html

情報センター

情報センター

地震で不通になっていた水戸線も開通したので「ときわ路パス」で訪れました。結城駅北口駅前には市民情報センターがあるので、先ずは立ち寄り情報を手に入れましょう。ここには1名からでも観光ボランテイアガイドが案内してくださいます。でも前もって申込みが必要。
http://www.city.yuki.lg.jp/7/6857.html

結城観光には3つのコースが用意されています。
☆見世蔵めぐりコース(約3.0キロ、約1時間)
 http://www.city.yuki.lg.jp/5/4107.html
☆古寺めぐりコース(約6.7キロ、約2時間)
 http://www.city.yuki.lg.jp/5/4994.html
☆蕪村句碑めぐりコース(約7.0キロ、約2時間/約12.0キロ、約3時間半)
 http://www.city.yuki.lg.jp/8/7165.html

標識古寺めぐりを標識に従って歩き始めたが途中から結城を代表する建造物としての「見世蔵」も見ながら気ままに歩く事にした。途中にある路地も見逃せない。

蔵は我が国では古代から建築され続けてきた伝統的な工法です。結城においては、明治初期から大正期にかけてこれらの蔵造りの建物が数多く建てられました。現在も紬問屋や老舗の商店等で利用されています。当時の面影が色濃く残っています。(結城市街なかガイドブックより)

このガイドブックを見ながらタイムスリップした気分で結城の街を歩くと時間を忘れてしまいます。このガイドブックも情報センターで手に入れる事が出来ます。このガイドブック、ぶらりのお気に入りです。

街なかでは、何カ所か紬織を織っている所があり、つむぎの館以外でも見る事が出来ました。ユネスコ無形文化遺産を是非見ていただければと思います。

1751年蕪村36才の時、結城を訪れ10年もの歳月をこの結城で過ごしたとか。俳句のお好きな方には又興味深い所でもあります。

レトロな雰囲気の結城には、蔵を利用したカフェもあります。
疲れた時にはスイーツを一緒にお茶を楽しみました。結城にはスイーツのお店もたくさんありました。

遠くから見えた煙突があります。
大きなお屋敷ここは酒蔵です。
結城には2件の酒蔵があり、江戸時代から伝わる地酒は、昔ながらの寒仕込みにこだわっているとか。内部見学は予約が必要。

蔵の町並みを見ながらいつの間にか中心を離れ結城城址跡に来ていました。城址というよりは公園といった感じです。
こじんまりと整備されていてベンチがありました。

掲示板を見ていると温厚そうな男姓から声をかけられました。
見逃していた外堀跡等結城の歴史等、詳しく説明していただきました。
「良くご存知ですね」と言ったら、その方ボランテイアガイドの方で、時々ガイドの勉強もかねて見回りをしておられるとか。感謝です。
私としてはラッキーな日でした。HPをご覧の上、実際に結城を歩いてご覧になるのが一番と思います。

午前9時に結城駅到着。結城の街を全部歩いてしまいました。4時半頃の水戸線に乗り帰宅しました。

ぶらりさん自己紹介

世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。

忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。