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ぶらり・ぶら~り

第135回 水郡線の旅/山方宿 (2015/10/27)

01image010lのんびりとした各駅の旅が好きです。
ときわ路パスが使える時期になり、水郡線山方宿へ一人旅。
水郡線は水戸駅から郡山まで走っています。
山方宿へ行くには郡山行き乗ります。郡山行きは2時間に一本です。

ネットから取り出したパンフの地図を持ち山方駅から歩き始めます。
118号線を越えて久慈川沿いにあるサイクリングロードをぶらり、もちろん人も歩けます。9月上旬残暑の季節でしたがここちよい川風でした。
山方宿駅

山方宿駅

直ぐに118号線に出ます、しばらく車の通りが多い歩道を歩きます。前方にトンネルが見え5差路になっています。方向音痴のぶらりはここで少し迷います。「こんな所で?」と呆れられますが、これも旅の面白さです。

29号線沿いに進み水郡線を潜ると右手に嘆願橋。奥へ登り道、この先が御城展望台。「嘆願橋」城内へ入ることを許されなかった庶民は城の手前のこの橋で嘆願したと伝えられています。

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御城展望台から嘆願橋まで戻り29号線へは戻らずに右方向へ進みます。
アップダウンの道を歩きながら左手には田んぼがありました。
田んぼを過ぎ車道にでます。
道なりに行くと左側がパークアルカディアケビン村です。
http://hitachiomiya-sinkouzaidan.opal.ne.jp/kebin/index2.html

コテージタイプのキャンプ場や運動施設がありプラレタリウムもあり楽しめる施設のようです。レストランでお昼をいただきました。

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レストランの前を左へ坂を下り右折、少し行くとまた29号線にでます。右手へ道なりに進むと陰陽山森林公園です、素敵な遊歩道ができていてそのまま進むと陰陽神社の大鳥居に辿り着きます。

その先に胸突き八丁のような階段があり、少し頑張って登りました。たどり着いた本殿は小さいけど立派なものでした。光圀公が神社を置かれたそうです。下記のサイトでご覧ください。

http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_kanto/028_inyou/028.htm

本殿の右側に陰陽石があり、展望台までの道があったようですが、2011年の地震により通れなくなっています。でも左側に展望台へ行く道があります。
体力と時間があればもう少し力を出して行かれてはいかがでしょうか?

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陰陽山森林公園を楽しんだ後は、前にアルカディア出たところまで戻り坂を上らずそのまま通り過ぎます。29号線を渡っている白い橋を渡り後は道なりデス。丁字路に来たら右へ行くと奥久慈の山並みがよく見える道を通り踏切を渡り右折したら駅へ到着します。ちなみに左へ行くと山方中学校と小学校の間を通り踏切へは近道です。

はじめに申しましたように山方駅からは2時間に一本ですから出発するときに帰りの電車の時間を確認しておくと良いと思います。

山方町は、旧石器時代の石器が発見された駒形平遺跡をはじめ、
縄文時代、弥生時代を通して数多くの遺跡が確認されています。水戸藩領時代の山方地域は、南郷街道の宿場町として栄え、今に「山方宿」の名を残しています。

地理的には奥州に接する地で、町の中心部は「常陸風土記」にも記述のある久慈郡の河内郷でした。また同書には、久慈川の鮎や照山地区の鏡岩の記述もあり、古来から豊かな自然と情趣に恵まれた地域であったことがわかります。 (常陸大宮市HPより)

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ぶらりさん自己紹介

世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。

忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。