読み物

人間ドックに行ってきましたっ！
アラフォーにして、かなり遅咲きのデビューです。
ツライとよく聞くバリウムすら飲んだことのない、
健康意識レベルの低いお気楽主婦。
当然、前日からドッキドキですよ・・・
毎夜ワインをガブガブ飲んで寝るくせに、
いったんお布団へダイブすると朝まで目が覚めないのが通常モードなのですが、
前夜は、3回もお花を摘みに行ってしまいました。
お散歩のしすぎです。ぐっすり眠れないじゃない！
とチキンな自分を叱咤し、いざ！日帰り人間ドックへ。

今回お世話になったのは、筑波記念病院のつくばトータルヘルスプラザ。
完全予約制で朝8時半受付だったのですが、
8時10分に到着してみると、もうロビーには人がいっぱい。
なんとか、受付番号41番をゲットしました。
前日or前々日採便済み容器を2本、便潜血検査用に受付へ提出し更衣室へ。
縦長のロッカーには検査着の上下が用意されているので着替えると、
もう気分は『まな板の上の鯉』です。
尿検査にはじまり、腹部超音波検査、心電図検査、胸部Ｘ線検査、血圧測定、
視力・聴力検査、身体測定、腹囲測定、血液検査、眼圧検査、眼底検査、
呼吸器機能検査、内科診察に胃透視検査(バリウム検査)で終了です。

四文字熟語もどきの検査名を読んでも、ピンとこないですよね(苦笑)
まぁ、なんというか・・・
「はい！次は○番に行って、ファイルを提出してくださいねー」
「はい！ここに立って(or座ってor寝て)じっとしていてくださいねー」
こんな感じの繰り返しです。

特筆すべきは、やっぱりバリウム検査かな。
炭酸顆粒を水分とともに飲み込むと、もうお腹が膨れる、膨れる。
「ゲップしたら、最初からやり直しですよー！がまんしてくださいねー」
って先生、言うのは簡単ですけど、めっちゃツライです・・・
ヨーグルト味のとろみあるドリンクをたくさん飲まされ、
「はい！どんどん飲んでー！味わったっておいしいものじゃないからねー」って。
チキンな私を焦らせないで～！ゴクゴク飲めない方なのよ～！
ほら、そんなに焦らせるから、口の端から溢れて来ちゃってるってば！
って内心かなり愚痴ってたけど、表情は能面。いや、冷や汗出てたかな。
飲み終わってほっとするのもつかの間、
「台の上でグルグル回ってー！」だと？
え？聞き間違い？って必死で先生を見てみると、指をぐるぐる回してる・・・
こんなところで、超マニュアル。
現代医療は進化してるはずなのに、自分でゴロゴロ右回り～左回り～って、
言われるがままに繰り返す訳です。
早く終わって～！って必死で念じながらね。
「はい！おしまいです。○番のお部屋で15分休憩してから受付に行って下さいねー」
という言葉に、「ありがとうございました」と先生を見て言えたのに・・・
休憩室の鏡を見てみると、
口のまわりからあごまで真っ白なオバケが立っていましたとさ。おしまい。

2週間後ぐらいに結果が郵送されてくるそうですが、
希望者には、検査終了後時間をおいて結果説明や生活指導もあるとのこと。
一刻も早く帰りたい気分のお気楽主婦は、当然、速効病院を後にしました。
ちなみに日帰り人間ドックには、
病院の敷地内にあるレストランで当日のみ有効のランチ券が付いていましたよ。

フリーの旅行ライターとして、昭文社の「マップルマガジン」や「個人旅行」海外版を編集プロダクション、Ｋ＆Ｂパブリッシャーズを通じて執筆。

株式会社るるぶ社勤務を経て、現在はWEBサイトを中心にフリーライターとして活動中。