つくばのこと、もっとわかれば もっとたのしい! 茨城県つくば市のケーブルテレビ局ACCSによる地域情報サイト

ぶらり・ぶら~り

第159回 古希記念のスペインの旅6 (2017/10/30)

5月4日〜5月6日 チョイ住みMansilla Part3

遅いMansillaの朝だった。Linaは未だ起きてない。Tiviはいつも早起きして自分の朝食をすませていた。彼は私の朝食を心配するので、勝手に朝食をすませる。Linaが起きれば彼女には山のような仕事が待っていることがわかっていたので、ゆっくり寝させてあげたかった。

我が家でも、リタイア後、早起きの夫は、勝手に朝食をすませている。
これはわたしが3年前3ヶ月の巡礼をした時から続いている。

私は荷物の整理と次の歩きの準備、タブレットでメール等チェックをして過ごした。Linaの手伝いをしたかったが、かえって彼女の邪魔になりそうだった。せいぜい洗濯物を干す程度だった。

夕方、次男のダニエルがMansilla博物館へ案内してくれた。また翌日は、獣医のTiviがご近所のワンちゃんを往診するので、私はお供することになった。全てLinaの心使いだった。

夕方は車で30分のスーパーマーケットへお買い物。
ここでの私のお仕事はカート押し。ささやかなお手伝い。

チョイ住みMansilla最後の日、一人でLeonをぶらつきたくなり昼前にバスでLeonへ、何度見てもLeon大聖堂はため息が出るほど美しい。

午前中は土曜日で市があちらこちらに開催されていた、午後はLeonの街をこれでもかと思うほど歩き回った。以前は大きな都市と思っていたが、ダニエルが「Leonは小さな町」と言っていた通りかも?と思うように。でも内容はMuy Grande!とってもおおきい!

Leon

Leon

市場には豆類、野菜、ワイン、蜂蜜、etc.何でもあり

Lina達とはLeonで5時に待ち合わせることにしていた。教会に行くと言っていたので、ミサが終わる時間が5時だと思っていた。しかし、なぜか教会のミサへ私も行くことになる。

教会は、なんとルルドで一緒に頑張ったメンバーばかりだった。
ここで私は、あの素晴らしいボランテイアがカトリックの仲間達の行事だったことを理解した。理解の遅い私に内心笑ってしまう。しかし、宗教の力のすごさを知らされた。それでも私はキリスト教でも仏教でもないJapon-日本人を貫きます(ちょっと大げさかな?)

ミサの後、建物の外で立食パーティーがあった。顔なじみばかりだった。
家族に日本人と結婚した方がいるため、少し日本語ができるCarinaがいた。ボランティア活動中、何かと声をかけてくれた大学生で、とても心強かった。

ミサの後、立食パーティー         Carina 美人母娘

明日から最後の歩き、Linaが忙しく留守の間の準備をしている.
私は、Caminoの続きをどう始めるかを検討していた。
Cacabelosからの出発だが、その先のフランスの道の最大の登りO Cebreiroは登れないとLina。さてどうしたものか?

Leonから出ている公共の乗り物を探すと、LeonからCebreiroまで行くバスも電車も見当たらない。私の帰国は決まっている。残された時間が少ない。見切り発車で決めた今回の旅のツケが、ここに出てしまった。

ぶらりさん自己紹介

世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。

忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。