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占い宝石箱 じゅりあん・やまもと

第5回 占い師の独り言

すっかり秋の気配も濃くなり朝晩寒いほどの今日このごろです。
さて今回は今までと少々趣を変えて占い師として日頃思っていることや仕事の愚痴など
ちょっと書いてみようかな、と思います。
皆さんは占い師というとどんなイメージを思い浮かべますか??
水晶玉を前に黒いベールをかぶった厚化粧の美女、とかでしょうか?
私は残念ながらそのどれにも当てはまりません。
ベールもかぶっていないし美女でもなく水晶玉も欲しいのはやまやまですが
まだ手に入れてません。
そんな私でも予約電話を頂いた時「今スーパーで晩の買い物してて」などというと
「え〜、占い師さんもスーパー行くんですか?」と言われたりします。
はい。霞み食べてるわけじゃないし家族のご飯作らないといけないのでスーパーでも
コンビニでも行きますよ。
こんな風に占い師って独特の見方をされる職業のようです。
良くいえば神秘的?悪くいえばうさんくさい、いかがわしい・・・
予約を下さるお客様の中にもそこは宗教とかかわりがありますか?とか
お札や数珠を買わなくても大丈夫ですか?と聞かれる方がいます。
それだけ占いにはそういうイメージがこびりついているということなのでしょう。
でもそんな占い師はほんの一部でたくさんのまともな占い師はお客様の
元気や笑顔を引き出すために実直に占いをしているはずです。

占いにみえるお客様は大体何か悩みや迷いを持って私を訪ねて下さいます。
子供の受験、借金の悩み、彼の心変わり、転職への不安etc・・・
最初はこわばった表情で涙を浮かべて話していた方が数十分たつうちに
柔らかな顔になり元気が出ました、頑張りますと言って下さる時が
占い師になって良かった、と思う至福の時です。
ただしその分、お客様のマイナスの波動というか負の想念のようなものを
全部引き受ける形になり、今日の占いはぐったり疲れた〜という日もあります。
逆にどんどん元気になってゆくお客様から笑顔やパワーをたくさんいただくこともあります。
一番疲れるのはうまく話が通じないこと・・・・
若いお客様に多いのですが言葉のひとつひとつをかみ砕いて説明しなければいけないのです。
たとえば「あなたのお名前、内助の功を発揮するとても良いお名前ですよ」と言ったら
「内助の功ってなんですか?」と言われこれには困ってしまいました。
内助の功って今は死語なのかしら・・・
占いの30分という時間は占いの為の時間でいちいち言葉を説明していたら
あっという間に時間は過ぎてしまいます。
この時はお家に帰ってお母さんに聞いてみてね、と言いましたが不親切だったのかも・・・
またそれとは別に法律的な相談をされたり、健康相談をされたりと悩み事は多岐に渡ります。
そのような専門的なことは丁重にお断りして
それぞれの専門の方に見ていただくようにお話します。
私は占い師が最も心しなければいけないのは何でも占いで解決できる、
と過信することだと思うのです。
本来は占いなどしなくても当事者同士で話し合えばすむことや自分の中では
もう方向性を決めているけどちょっとだけ背中を押して欲しくてみえるだけなのです。
そこを上手に見極めてアドバイスすることも占い師に求められる資質と思います。
と言うわけで次回は占い師になるためには?というテーマで書いてみたいと思います。
皆様こんなことを知りたい、占いについての疑問質問を是非お寄せ下さい。

おまけ(今月のラッキーさん)

恋愛運 4月生まれ
金運 5月生まれ
仕事運 12月生まれ

2005年10月6日

じゅりあん・やまもとさんのプロフィール


読売新聞県南地区フリーペーパー<マイタウンネットワーク>紙上に占いを連載
週刊女性8/10号の袋とじ特集<当たる!と評判の占い師50人>に掲載される
カップリングパーティー エフ・ロード他のイベント等で活躍中
土浦市ヒーリングスペースEDUCEにて、占いの館 じゅ・ぴたーを開業中
手相・姓名判断・タロット・宿曜術占いが中心