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占い宝石箱 じゅりあん・やまもと

第9回 手相について

弥生三月、春間近。皆様いかがお過ごしですか?
春からの新生活に胸ふくらませる人、環境の変化に戸惑う人、
桜を待ちながらも花粉症におびえる人・・・
私にとっては三月は誕生月であり、ひな祭りもあり春休みもあり子供時代は楽しみでしたが
現在はと言えば、ああまた一つ馬齢を重ねるのかと憂鬱に思いながら
春眠と花粉症のつらさに耐える時期という複雑なものになってきました。

さて先日お客様から
<手相を勉強したいのですがどうしたら良いですか?>
というお電話をいただきました。私はこういう電話大好きです!!
占いに興味を持って下さるということだけでなく、
自分で目的意識をもって行動しようという人にはいくらでも応援したくなります!
私自身は手相はほとんど独学で勉強しました。
説明文と図解がわかりやすそうな本を探し、自分の手相と見比べてふ〜んこれが感情線か、
あれ私には運命線がみつからないなどという初歩の初歩から始めたのです(懐かしい・・・)。
ここで少し手相について説明しますと、手相には必ず誰もが持っている
生命線・感情線・頭脳線という主要三本線の他に、運命線や結婚線、太陽線や野心線
といった自分の行動やこころがけ次第で変化する線があります。
それ以外にも手のひらの厚みや膨らみもポイントになるし、
線の長さや角度、濃い薄い太い細いなどいくつもの判断基準があるのです。
それを的確に読み解くことが占い師の腕の見せ所!
なのですが実はこれが難しいのです・・・
今でこそお客様に<すごーい何でわかっちゃうの?>と言われることもあり
<手のひらには情報が詰まってるのよ>などと偉そうに答えちゃう私ですが
ここにたどり着くまではそれなりの苦労もありました。

私はイベントで占いをする機会が多いのですが、そんなときは時間のかかる
姓名判断や宿曜術よりも、タロットや手相がたくさんの方をみるのにふさわしいのです。
でもまだ手相を覚えたての頃は<あれっ、この線なんだっけ?昨日覚えたはずなのに・・>
ということが何度もありました。そんなときはメモして
家でもう一度本を見直して覚えるということを繰り返していたのです。
今考えると赤面もので昔のお客様ごめんなさい、とお詫びの言葉もありません。
私の手相鑑定はたくさんのお客様の手相を拝見し
勉強させていただいたたまものです。感謝!!
そんな未熟な私でしたが、一つだけいましめていたことがあります。
それは自分に見えることしか言わない、ということ。
例えば生命線と感情線しか読めない時期なら、
それ以外の頭脳線にかかわるような話をしないこと。
生命線の太さと長さを誉めて、感情線から出る支線が下向きだから
とてもナイーブな方だけどもう少しお気楽に生きてみたら?という具合です。
間違ってもお客様に喜んで頂こうと迎合したり知ったかぶりをしたりしないように
それだけは今でも厳重に気をつけています。
以前知り合いに
<占い師って資本も仕入れもいらないただ口一つあればいいから良い商売ね>
と言われたことがあります。
確かにおっしゃる通りです。でもだからこそ口に出す言葉はくれぐれも自戒して
お客様に伝えなければいけないと思うのです。
おどかすようなことや嬉しがらせ、道徳観をふりかざすことなど
それは占いじゃないだろうと思うような占い師には決してならないようにしよう
というのが私のせめてもの倫理観のような気がします。
当たり前のことなのですが実はこれができない占い師は結構多いように思うし、
言葉ひとつで生きる占い師にとって勢いあまって陥りかねない両刃の剣であるように
感じています。初心忘るべからず。

さて私昨年から着付けを習い始め、現在着物にはまり中。
いつも着物の占い師なんてちょっといいかも、と思うのに明日こそ着物で行こうと思うとなぜかいつも雨になる・・・
でもひと雨ごとの暖かさ、春の訪れを待ちつつセーターの上からリサイクルショップで買った羽織を着ています。
シルク100%だから軽くて暖かでしかも安くて(二千円!)。
子供からは新撰組みたいと言われつつ手放せません。
それでは次回もお楽しみに。

おまけ(今月のラッキーさん)

仕事運 3月生まれ
恋愛運 1月生まれ
金運 2月生まれ 11月生まれ

2006年3月13日

じゅりあん・やまもとさんのプロフィール


読売新聞県南地区フリーペーパー<マイタウンネットワーク>紙上に占いを連載
週刊女性8/10号の袋とじ特集<当たる!と評判の占い師50人>に掲載される
カップリングパーティー エフ・ロード他のイベント等で活躍中
土浦市ヒーリングスペースEDUCEにて、占いの館 じゅ・ぴたーを開業中
手相・姓名判断・タロット・宿曜術占いが中心