子連れ主婦のお気楽グルメ日記
第265回 デンマーク編 (2025/09/26)
家族でデンマーク・フィンランド・キプロスへ行ってきました!
今回の旅はお気楽主婦の好きな1都市滞在型ではなく、
飛行機に9回も乗る弾丸移動系。
短い滞在期間に、できるだけ観光とグルメを楽しみたいと
綿密にスケジュールを立てていたのですが、
我が家の王子・大学3年生のおかげで(?)、
大きなトラブルはありませんでしたが
楽しいドタバタ旅行となりました。
今回は、そのデンマーク編をお送りしたいと思います。
首都コペンハーゲンは、デンマーク最大の港町で治安も良く
見どころがコンパクトにまとまっており、
24時間運行の地下鉄も運転間隔短く走っているので
観光にとても便利です。
ベストフォトスポット!と楽しみにしていた「ニューハウン」は、
運河に沿って立つカラフルな建物と風情のある帆船が印象的な
大人気観光地。
訪れたのが土曜日だったせいもあるのでしょうが、
とにかく人!人!人!
お目当ての運河クルーズも1時間近く並び、
やっとチケットブースにたどり着いた!と安堵するも、
コペンハーゲンカード(観光施設の入場料や公共交通機関料金が含まれる)が
利用できるクルーズはここじゃないよ?と。
私のスマホのグーグルマップを使って親切に素早く場所を教えてくれるあたりは、
どうやら私たちのような観光客が多いのでしょう。
気を取り直して、少し離れたクルーズ船発着所へ向かい
無事にチケットをゲットしました。
出航まで1時間近くあったので、目の前のカフェで軽くランチをすることに。
デンマークと言えば!のオープンサンドイッチ「スモ―ブロー」をオーダーしたのですが、
いつまで待ってもサーブされません。
周りを見回してもフードは出てきておらず、
みんなのんびり談笑ムード。
『あー海外ってこうだよね…』とクルーズを諦める?ランチを諦める?と
相談していたところ、やっと目の前にサーブされました。
それを1分かからず食べきった王子は、
「3000円のこんなおいしい食べ物を早食いしたの初めてだよ…」と
軽くショックを受けておりましたが、
その快挙のおかげで半ば諦めていた運河クルーズに無事乗船!
「人魚姫の像」や「ブラック・ダイヤモンド(王立図書館新館)」など
アイコニックな景色を運河から望み、
手で触れられる距離にある美しい橋の下をくぐりぬけるという
ステキな体験をすることができました。
ふざけてビキニをめくりお尻をサービスしてくれる場面も。
船内には穏やかな笑いが起こり、おおらかな海外らしいアクシデントも
経験することができました。
他には、300年で0.4秒しか誤差が生じない天文時計のある「コペンハーゲン市庁舎」や、
3代にわたって王の居城となった「ローゼンボー宮殿」、
螺旋状の外階段からコペンハーゲンの街を360度見渡すことができる「救世主教会」などを観光し、
世界最古のテーマパーク「チボリ公園」ではローラーコースターにチャレンジ!
夕食は、デンマークの伝統料理「フレスケスタイ」を楽しみました。
フレスケスタイとは、豚のかたまり肉を皮ごとオーブンで焼いたデンマーク風ローストポーク。
皮のパリパリ食感とお肉のジューシーさが、やみつきになるおいしさでした♪
最後に、デンマークの物価事情なのですが、
コペンハーゲンの空港で一番安い500mlのお水が1本625円でしたが、
電車で少し離れた街中のスーパーでは同じ銘柄が96円と
驚くほどの観光地価格が適応されています。
ご旅行の際にはご注意くださいね。
フリーランスライターとして、「茨城 カフェ日和 ときめくお店案内」メイツ出版や「茨城 こだわりの美食GUIDE 至福のランチ&ディナー」メイツ出版などの取材執筆撮影を担当。
いばらき観光マイスターS級や地域デザイン学芸員としても活動中。