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ぶらり・ぶら~り

第70回 45日ニュージランド横断65万歩バックパーカーの旅Part3 (2010/02/25)

2009年10月25日~11月1日

9日目

トランギYHAを9:30出発。今日のドライバーは笑顔の素敵な女性リサさんです。マジックバスのドライバーはみんな 陽気です。
バスには日本語の達者なコリアの女の子がいました。この旅ではいろんな国の若い人と出会いましたが、特に韓国の若者と多く出会いました。

富士山似のナウルホエ山にお別れをしてウエリントンまで約6時間の予定で す。昨日の疲れかバスでウエリントンまで爆睡でした。

ウエリントンYHAは大きなユースでした。ここにも女性の日本人スタッフがいます。マジックバスはここ迄です。

10日目

ウエリントン~ピクトン~クライストチャーチ~アーサーズパス~グレイマウスの行程はフェリーと汽車です。サイトで春 の割引というので予約をしていきました。安いチケットを買ったと喜んでいたのですが、マジックバスで知り合ったコリアの女子大生がインフォーメーションで 私達よりさらに安く購入したとのことで、やはり若い人は旅上手です。

今日は北島から南島への移動です。ウエリントン~ピクトンはフェリーで3 時間の船旅です。ピクトンからクライストチャーチまでは汽車で海沿いを走ります。ホエールウオッチングで有名なカイコウラを通過します。車窓から鯨やイル カを見ることはできませんでしたが、オットセイや田園を車窓で楽しみながらクライストチャーチへ向かいます。

クライストチャーチ駅では一人5ドルでYHAまで送ってくれる乗り合いタ クシーが待っていました。YHAではもう20年続けて休みの度にNZに来てユースの常連の大阪の男性に出会いました。彼から今キャンペーン中のYHA宿泊チケットを教えていただきました。レセプションでユースの予約もしてもら えると言うのでこれからの計画を急遽考え予約してもらうことになった。1泊28ドルが、チケットを使うと23ドルになるのは有難い。
11日目

仲間のSの希望でアーサーズパスに立ち寄ることにする。Arthur’s Pass国立公園は、南島に横たわるサザンアルプスの山並みの、北の端に位置するのが、この峠 南島を東西に横断する峠道は、マオリの人たちが「ヒスイ」を求めて通っていたルート 。
短時間で歩ける遊歩道から本格的な登山ルートまで、いくつかのトラックが設けられている。クライストチャーチからグレイマウスまで走る鉄道、トランツア ルパイン号は1日1往復。 クライストチャーチから日帰りで、手軽に山の雰囲気を味わうことが出来るということで人気があり訪れる人が多いという(地球の歩き方より)

午前8時15分クライストチャーチ発の汽車は10時35分にアーサーパス に到着翌日私達はこの汽車に再び乗りグレイマウスまで行く予定です。トランギからのバスで出会ったコリアの女の子とはここでお別れです。記念写真を一枚!

この日の午後と翌朝2回ショートトラックを楽しむ為にDOCへ立ち寄り登山届けを出す。スタッフは親切にかつ 厳しくこの登山届けを出す大切さを指導してくれました。

前もって予約していたYHAへ。私達はラッキーにもロッジ風の一軒家が用意されていた。3LDKのこのロッジにスエー デン人家族と私達2グループです。

2008年の記録では人口54名のこの村にはお店とレストランが一軒ずつです。
そのレストランなかなか美味しくて感じも良く昼食と夕食を頂きました。

昼食後4時間の標識のあるスコットトラックを歩きました。結構岩場の急な斜面を登ります。アバランチ・ピークの手前で 2時間を経過していました。5時に登山届けをDOCに提出しないと、明日捜索隊が私達の為に出動してしまいます。残念ですが来た道を戻ることにしました。

12日目

5時半起床まだ薄暗い中6時に出発。ブライダルヴェイル1時間半のコースのウォーキング後朝食をとり10時35分グレ イマウスに向かって再び汽車に乗り込みます。アーサーズパスは想像以上に良かった。1泊ではもったいない!次回来る機会があれば是非ここには再び来たいも のです。

汽車は時間通りグレイマウスに到着。ここからインターシテイバスでの移動の始まりです。このバスもドライバーは説明を しながら運転です。残念ながら私達にはちょっと聞き取れません。

フランツジョセフ-ここは氷河の町です。ログハウスの素敵なYHAです。ここにはサウナもありました。今日の4人部屋 のルームメイトはフィンランドのお嬢さん、台所で昨夜同宿だったスエーデンのご家族にお会いしました。今夜はお父さんと息子さんが料理当番のようです。

13日目

本日はちょっと贅沢をして氷河歩き午後から半日ツアーです。
昨日は雨で同じツアーの参加者はかなり大変だったようですが今日は快晴、ついています。スエーデンの父子も参加です。お母さんは?休憩ですね。二人の世話 も大変でしょう(笑)

このツアー4時間105ドル(約7,200円)ちょっと高いと思ったが思い切って参加。温暖化の為か氷河までかなり歩 く。10人の客にインストラクター1名の割です。自己申告でレベルごとに班ができる。関西からNZ留学中のお娘さん達8名はどうも格好良さでインストラク ターを決めると大騒ぎ若いですねえ!おばさん達は能力に合ったコースを選びました。

スタッフはインストラクターだけではなかった。私たちが歩きやすいように足場を作って入れていた。まずは氷河のできる までの説明?カンジキのはき方まで教えてくれる。ついて行く私達の為に歩きにくい場所をつるはしで調整しながら歩きます。このつるはし結構重いです。この ように大勢の方達の力で私達は氷河歩きを無事終えました。

14日目

8時30分シテイバス提携会社のNewmans のお迎えです
12:30 Thunder Creak Fallsで滝を見物している間にドライバーの交代です。面白いシステムです。フランツジョセフとクイーンズタウンの両方からバスは出発して中間地点であ る滝の名所で乗客は観光、ドライバーは出発地点へ向かうバスに乗り替えて出発地点へ戻ります。

バスはヴューポイントHaera Lakeにフォトタイム、美しい!クイーンズタウンの手前Wakanaにも立ち寄る。今回ここもあきらめた所だった今日のコースに入っていたとはありがた い。美しい高級リゾート地でした。

16:14 Queenstownに到着。今回は宿の前でなくダウンタウンにあるバス停で下ろされました。荷物を引きながら20分地図 を頼りにYHAに到着。受付には日本人のスタッフが居ました。日本語でいろいろ聞けるのは本当にほっとします。2泊の予定の3人部屋でした。

3人部屋がすっかり気に入り、ミルフォードの後、再びQueenstownに戻ってバス停に近いもう一つのYHAに予約していましたが、その予約を こちらに変更していただくことにしました。

15日目

今朝はゆっくりです。昨日購入した食材で朝食をいただきます。
ミルフォードトラックは日本から予約をしていましたが、もう一つトランピングを予約します。ルートバントラックです。まだ山は雪が多くこのルートは縦断型 なので縦断しないでMackenzie Hutから引き返すルートにしました。
DOCへ行きハット(山小屋)を予約します。ここにも日本人のスタッフ。

Queenstownには、ツアー客も多く日本人に大勢お目にかかれます。私達が買い物をしているとツ アー客の方が自炊するツアーがあるのですか?と聞かれてしまいました(笑)

DOCでルートバンへの往復バスの予約はユースでも出来るとのことで、ユースで予約をお願いしました。バスなどは数種の会社があって安 いのを探してくれました。明日はいよいよミルフォードトラックへの入り口Te Anauへ向かいます。12日後にまたQueenstownに戻る頃にはもっと春めいているかもしれません。3泊の予定ですからこの美しい町での散歩が楽 しみです。

ぶらりさん自己紹介

世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。

忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。