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ぶらり・ぶら~り

第78回 アメリカ・グランドサークル3泊4日の旅 Part2 (2010/11/19)

3日目

モニュメントバレー

アメリカ西部の大自然の魅力を代表するのがこの「モニュメントバレー」映画に良く使われる景色が拡がるこのモニュメントバレーは『アメリカの原風景』とも言われる。赤はけた広漠たる荒野にそそり立つビュート(残丘)は非常に印象深い。昔も今も変わらずこの土地と共に生きるナバホ族の象徴であるモニュメントバレーは悠久の時を思わせる。 

バレー内をナバホの人々が1h30m、2h30m、半日、一日コースとツアーをやっていて申し込む事が出来る。レンタカー等で来ても27kmの未舗装路を走るのは危険が伴いツアーを申し込む事を勧められる。また、一般車立ち入り禁止の道もツアーだと見る事が出来る。(地球の歩き方より) 

私達もモニュメントバレーの入り口でバスから4Wオープンカーに乗り換えナバホ族の伝統的な住居を訪ね見学をしてその後「ジョンフォード監督の世界」を巡る事になる。それにしても広い! 


ナホバの伝統的な住居

 

西部劇でよく見た景色,ジョンウエインがどこかにいるかも? 

 

さてこの岩、親指のようでもあり靴のようでもあり。皆さんはどちらに見えます?

完全武装

ナバホタコ

バレー内は日陰が全くないので帽子とサングラスを勧められた、私からはマスクも是非おすすめです。私の完全武装をご覧ください。
砂埃の凄い事、精密機械であるカメラなどは充分注意されたい。夫は旅の途中から懐中時計が動かなくなってしまった。 

バレーツアー後はナバホ名物ナバホタコの昼食。ちょっと油っぽいタコス?普通サイズというこのナバホタコ大きくてとても食べきれませんでした。残してごめんなさい(。-人-。)
最後の目的地グランドキャニオンへ向かいます。 

グランドキャニオン1

アメリカで最も人気のある国立公園といえば「グランドキャニオン」。『大峡谷』の名に相応しい巨大な谷は、北の壁をノースリム、南の壁をサウスリム、サウスリムはビレッジを中心にして西にウエストリム、東にイーストリムと見どころが続き、谷を見下ろす数多くの展望ポイントがある。コロラド川が長い年月をかけて赤い大地を削り、深い谷を形成した。
日の出と日没時は特に、雄大な大自然の美しさを望むことが出来る。 

グランドキャニオンに到着したのは16時を過ぎていました。デザートビューからグランドキャニオンを見渡します。 

先住民の遺跡からデザインを写して1932年に造られた展望台ウオッチタワーに立ち寄る。ここでは描かれた先住民の壁画を見ながら上り、更に高い所からの展望がまたおすすめです。 

 

さて、お目当ては日の出と日没です。
サンセットポイントにはカメラを持った観光客が今か今かと待ち構えています。
夕日の最後はストンと太陽が落ちてしまいます。その時たくさんのため息が聞こえてきます。 

 

公園内のロッジへ到着したときはすっかり暗くなっていました。
ロッジといっても中身は豪華な部屋でした。
バスタブ付でコーヒーメーカーも備えてありました。 

明日早朝日の出を見るため目覚ましをかけて就寝です。 

4日目

グランドキャニオン2

5時に夜が明けるというので4時起きです。
カメラはプロ並みの腕前のSさんと待ち合わせ日の出のポイントまで歩きます。 

実は場所をはっきり聞いていなかったので二人で15分くらい闇の中をうろうろしてしまい一番バスに乗り遅れました。それでもうっすらと明かりが見え始めた方向へ急ぎます。
30分位歩くと人の気配です。世界中からの観光客が大勢の人がいました。場所を決めて日の出を待ちます。 

 

Sさんのすばらしい作品 (↑右・中)

寒さの中をじっと待つ人

元気な台湾の若者達

ロッジへ戻る途中で出会った鹿?

グランドサークルツアー最終日です。
グランドキャニオンにも園内外の宿泊施設や無料のシャトルバスがあります。 

無料シャトルバスは4つのルートで運行されています。
滞在日時間が少なかった私達はハーミッツ・レスト・ルートを使ってウエストリムにある9カ所の展望台のうち4つの展望台を見ながらリム沿いのトレイルを歩きました。
どの展望台から眺める峡谷はすばらしいものでした。次回という機会があれば全部のトレイルを歩いてみたい。 

 

3泊4日のツアーもいよいよ終わりです。ラスベガスへ戻る途中で私達団塊の世代には懐かしいルート66を走ります。途中立ち寄るお店では心がウキウキ、CMベースに乗せられていると解っていてもタイムスリップしてしまいます。

ラスベガスを拠点に回ったグランドサークルでした。
ラスベガスでの滞在時間はあまりありませんでした。
一度ギャンブルもやってみたかったのですが、慣れないので1セント単位のスロットマシーンだけで夫と二人で1週間10ドル(850円)の散在でした。 

ぶらりさん自己紹介

世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。 

忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。 

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。