ぶらり・ぶら~り
第93回 団塊おばさんの台湾珍道中10日間 Part4 (2012/04/18)
7日目高雄~台北
雨も又楽しかった高雄の滞在でした。節約の旅も最後はちょっと贅沢を味わいます。
高雄から台北まで、台湾高鐵はビジネスです。座席も広く飲み物とお菓子がつきます。ぶらりは必ず飲み物のお替わりも忘れません。
民宿から始まった宿もホテルへ。今までと違って部屋の感じもゆったりです。交通も便利でMRT大安駅から歩いて直ぐです。
午前中に台北に到着、チェックインには早いのでとりあえず荷物を預け「国立故宮博物院」へ向かいます。歴史に翻弄されたお宝の数々が並ぶ、世界一の中国美術工芸コレクションとして名高いここ故宮は、フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュと並んで、世界四大博物館の1つに数えられています。
この日は、博物院見学以外の予定はなくゆっくりと館内を見学して回った。もちろん故宮内の写真撮影は禁止、写真を撮る煩わしさも無く中国文化の集大成を堪能。最後に入り口正面の右側にあるカフェで一息。バスで最寄りの駅MRT士林站まで行き宿へ戻ります。
8日目三峡(サンシャー)老街
台湾では、ベネチア国際映画祭で金賞を受賞した映画「非情城市」の舞台ともなり『千と千尋の神隠し』のモデルとなり、一躍有名観光地となった九分が有名なのですが、私達は「藍染」に興味を持ったので三峡老街へ行くことになった。台北県と桃園県の県境にあるこの小さくて美しい町、赤煉瓦の町並みが嬉しい。台中から行った鹿港と同じ赤煉瓦の町並みだが、三峡の方がもっと活気を感じる。
MRT土城線最終駅永寧駅下車三峡行きの910番市バスに乗り換える。
路線バスは楽しいが、間違っていないか?停留所を間違わないか?と不安もある。何処へ行っても必ず運転手さんに行き先を告げて教えてもらう事にしている。
バスは、市場の様なにぎわいの町の入り口で停まり、私達の目的地である事を知らされた。ここも凄い熱気で、衣料品、日用品、食料品、生鮮品などで主婦が三人、旅先である事を忘れてしまいそうです。先へ進みます。
日本統治時代の建築と街道が保存されている三峡老街には、全長200mレンガ作りの建物が並びます。この建物は1991年に正式に「三級古跡」に認定されています。
ここ三峡老街についてはhttp://www.sanchiaoyung.com.tw/about をご覧ください。
右上に言語を選べますので日本語で見る事も出来ます。老街の店舗が紹介されています。
先ずお目当ての藍染展示館と三峡歴史文物館を見学しました。
藍染の小物でも購入したいと思って出かけましたが、購入はしませんでした。隣の三峡歴史文物館にも藍染のタペストリーやネズミ達の人形が展示してありましたが、これは非売品です。
赤煉瓦の老街の入り口には交番があり、その前には100年前の古井戸がありました。
200mの店舗を見て回りましたが結局何も買わず、食事をして川沿いを散歩、華麗な彫刻が施してある祖師廟の前でザーサイを買って、台北へ戻りました。その食事ですが、レストランとはほど遠い食事どころでしたが、何を食べてもおいしく、食べるのに夢中で写真無し!
食事の後、老街の路地に入ると東京の下町の様な景色にもありました。
9日目最終日 猫空 ロープウエイ ウオーキング
台北は都会です。町中をショッピングしてもねえ・・・
さて我々の宿の最寄り駅大安から終点動物園駅に行けるが、終点の駅から猫空行の電車がある。アクセスがいとも簡単、台湾茶芸館が楽しめるらしい!という事で動物園駅に向けて出発。
乗り換えは簡単だったがロープウエイ駅へ行く時が相変わらず「あっち?」「こっち?」
ロープウエイと猫空の詳細は下記のサイトでご覧ください。
猫空ロープウエイ http://www.taipeinavi.com/miru/127/
猫空ガイド https://www.liuliu.jp/issue/maokon/index.html
まだ真新しいロープウエイは気持ちが良いです。
今日はがら空きです。改札に到着すると係の方が数人いてとても親切でした。
「スイショウ?スイショウ?」・・・・・「なに?なに?」と言っているうちに空いている方へ並ばされて即乗れました。その時解ったのですが「水晶」とは床がガラス張りになっていてロープウエイの下が見えるのです。高所恐怖症の方には向きませんね。「え?あっちが良かった?」
水晶の方は4,5人並んでいましたね。待っても良かったけど乗ってしまいました。
まさか日本語を発しているなんて思わないからハハハハ
でも、このロープウエイは凄い。何度も乗り換えて上へ上へと行きます。何と言っても安い!
さて頂上、猫駅に到着。パンフを頂き、先ずは近辺をウオーキングです。
ここは手頃なハイキングコースが盛りだくさんです。
緑がイッパイで、遊歩道も充実しています。
地図を片手に久々のウオーキング~ウキウキです。
歩き終われば食事とお茶、さて何処に???
ホテルのPCで一応検索してプリントしては来ましたが、良く解らないのです。
とりあえずありそうな方向へ行ってみます。
プリントにあった名前発見「清泉茶芸」。入ってみようという事になりました。
ランチとお茶をお願いしました。日本語のメニューがあったんです。
ちょっと量が多かったけど結構なランチでした。そして、3種類のお茶の違いを味わいながらたっぷりお茶を楽しみました。
今度はバスで駅まで下ります。お茶の作法を見せてくれた若旦那?下の店にお母さんがいらしたのですが、お姉さんかと思う程若くてお奇麗な方でした。
最後の台湾、楽しい一日でした。
ホテルに戻ると、さすがに旅の疲れでしょうか?ごちそうは食べたく無い、お粥でも、、、そうです、この大安駅の近辺はお粥横町だったのです。“あるある”ずらっと並んでいました。
お粥おいしかったですよ、毎朝ここで朝食をとれば良かったな~
「台湾!又おいで!」と何処かで誰かが言ってくれているような気がします。又来ま~すo(^-^)o
世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。
運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。