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ぶらり・ぶら~り

第108回 心は乙女シニア7名「赤毛のアン」の世界へ part2 (2013/07/26)

01image060lHostetter氏に感謝の気持ちを抱きながら「輝く湖水」にお別れして、灯台へ向かいます。
プリンスエドワード島には多くの灯台があり、灯台だけをまわる日本語のツアーもあるようです。

最初はCape tryon(ケープトライオン)という灯台に行く予定でしたが、持ち主が変わりそこへの道が閉鎖されていました。
そこでNew london(ニューロンドン)にある灯台へ向かいました。

灯台から望む海に漁船がはしっていましたが、その漁船を沢山の海鳥が追いかけます。
丁度私達が見ている正面で船が止まり、不要な魚小さい魚を海へ戻すや否や、海鳥達がいっせいに突っ込んで行きました。自然界の摂理を見た思いでした。

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感動的なシーンの後は、「輝く湖水」へ向かいます。
ここまで2つ輝く湖水のモデルをご紹介しました。
そしてこれこそがモンゴメリー夫人が「輝く湖水」のモデルにした所。
グリーンゲイブルズ博物館の前に広がる湖、The Lake of Shining Watersです。
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私達が次に訪れた博物館、別名「銀の森屋敷」はモンゴメリーの叔母の家で彼女のお気に入りの場所です。彼女がここで結婚式をあげた事は有名です。
いまも叔母の子孫であるPam Campbell(パム キャンベル)さんが生活をされています。

B&B Breeze innのKayoさんの案内で伺った時、彼女とお会い出来、その日オープンしたばかりの散歩道へ案内して頂きました。冗談が大好きな方、とてもチャーミングでおおらかな方でした。今まではパムさんと愛犬のみの散歩道だったところを開放されたそうです。

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博物館内を案内され,「赤毛のアン」の小説の中に入り込んでいきます。
館内は撮影禁止でした、祖父母の写真(掲載したのは他から手に入れたもの)をみて、おじいさんがマシュウでおばあさんがマリラだったのだ~とモンゴメリーとアンが交差します。退屈だと思いながらも我慢して読んだシーン、どれもキャベンデッシュ,アボンリーでの出来事がよみがえります。

名残惜しい気持ちで博物館を後にします。
インディアンリバー セント・メアリーズ教会に向かいました。
こちらは木造の教会です、建築家ウイリアム・ハリスの傑作だそうです。何と美しい教会でしょう。写真は私の簡単なカメラでは全体が撮れませんが、旅仲間の小泉さんの愛用のカメラでバッチリでした。

滞在中は天気に恵まれました、キャベンデッシュで?牛が立っていると明日は天気といわれているそうです、ずっと立った牛ばかり見ていたのですが、教会の前では寝ている牛を見かけました・・・でも翌日は時々パラッときましたが大体よい天気でした。

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次に訪れたのはケンジントン駅(Kensington Station)
モンゴメリーが列車でシャーロットタウンまで通っていたとき、ケンジントン駅を利用していたので、「赤毛のアン」にでてくるブライトリバー駅のモデルはこの駅ではないかといわれています。アンはどんなに心細い思いマシューを待っていたのでしょうね。

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今夜のごちそうはロブスター!安くて美味しい店を紹介して頂き皆お腹いっぱいになってB&Bに戻りました。

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キャベンデッシュでの最後の予定は,ダルベイのトレイル歩きプラスDalvay by the Sea(Hotel) でのアフタヌーンテイです。

WOODLANDS(トレイル名)を一回り歩く予定だったのですが、蚊の大群に包囲されてしまい、
半分歩いたところで景色も変わらないし予定を変更して最初の曲がり角を左折して出入口方面へ進みました。蚊が少なそうなREEDS&RUSHESコースを歩き終了!

今日のお楽しみのアフタヌーンテイ、Kayoさんが予約をしてくださっているので安心です。
ホテルの前のダルベイ湖を眺めながら長椅子にもたれかかり時間つぶし!チョット、リッチな気分です。

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高級ホテルのレストランにウオーキングのスタイルで行くのはチョット気が引けますが、いつもの事です。このホテルには今まさにロイヤルBoyでイギリス中を沸かせているイギリスのウイリアム王子ご夫妻が2011年7月に来訪された由。私達もあやかって記念撮影?
お二人の姿のみで私達は省きました(笑)

お目当てのアフタヌーンテイは注文の仕方も解りません。係のお嬢さんに正直に伝えて注文を手伝って頂き、美味しくいただきました。

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キャベンデッシュの4泊5日はあっという間でした。私達「アンの世界」に浸りながらの4泊でした。ナイアガラから観光がてら汽車で移動しながらプリンスエドワード島ヘやってきました。プリンスエドワード島とノバスコンシア州に10日滞在致しましたが、全部を見切れませんでした。カナダは広いですね。

早朝と夕暮れのキャベンデッシュの美しさを旅の仲間が捉えてくれました。
ご紹介して「アンの世界」終了です。

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ぶらりさん自己紹介

世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。

忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。