ぶらり・ぶら~り
第133回 日光へ避暑第2弾 (2015/08/19)
昨年(2014年)も暑かったが今年はそれ以上です。
半端でない暑さ、月に一度の歩く会の仲間はほとんどが高齢者です。熱中症に気をつけながらの歩きです。
今回歩いたのは「日光三名滝」の一つ「裏見の滝」
音だけ聞いて「恨み?」と確認する方も結構おられる。
いいえ「裏見」です。
東武日光駅より東武バス湯元温泉行または中禅寺温泉行バス乗車約15分、「裏見の滝」バス停下車、裏見の滝まで2.5kの看板あり更に1kの看板も有。
かどに日光安良沢郵便局がありますので入り口はすぐにわかります。日光警察久次良駐在所の前を通り過ぎてひたすら一本道を歩きます、勾配のゆるい上り坂です
午前10時少し前から出発です、涼しいと思って日光にしたのになんて暑さでしょ。バスの中は冷房が効いていましたから、歩き始めはいつもより息切れます。
でも10分位歩くと大きな木陰がありました。このような木陰が三カ所ありました。自然の涼しさは殊のほか幸せ感が強い。
思ったより早く滝まで500m先の駐車場に到着。よく整備された駐車場、トイレもありました。歩きが目的の私たちはバス停から歩きです。
なだらかな坂を歩いてきましたが、ここから滝までは坂の勾配が少し急になりました。500mですから頑張りましょう。
途中は整備された道で木道の部分もあります。
思ったより暑いと思いながら歩いていると最後のカーブを曲がった途端なんと別世界のような涼しさでした。ぜひ体験をしていただきたい。
マイナーな場所でどの程度の滝なのか興味がありました。しかも裏に芭蕉が読んだ句に不動明王が祀られているというので楽しみにしていた。2010年頃までは、裏まで行けたようです。たくさんの方が行かれた話がネットで見られます。
当日は残念ながら裏への道、無くなっていました。
芭蕉が日光を訪れたのは元禄2年(1689)の4月頃とか、滞在は4月1日(新暦5月19日)?4月2日との記録がある。
「二十余丁、山を登ツて滝有。岩洞の頂より飛流して百尺千岩の碧潭(へきたん)に落ちたり。岩窟に身をひそめ入りて、滝の裏よりみれば、うらみの滝と、申伝へ侍る也。
しばらくは滝にこもるや夏の初。」
大谷川の支流荒沢川の上流にある、高さ約45メートルの滝。
見事な滝でした、名前の由来の裏を見ることはできませんでしたが、いっときの涼しさを体験しました。
日光も暑かったと思いながら帰宅しましたが、我が家に近づくに連れて暑いこと、やはり日光は涼しかったようです。
世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。
運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。