読み物

ここ数年「ときわ路パス」利用して北茨城を訪れています。しかし、今回の花園は公共の乗り物で目的地に到着することができない。のんびりとしたバスや各駅停車の電車で楽しんでいる私としてはつい後回しになっていました。

花園神社、花園渓谷の紅葉が美しく歩き仲間からのリクエストが多い。
昨年１１月中旬、出不精の夫を誘って車で出かけました。
北茨城ICで高速を降り花園まで約15k。

ICから車で１４分位約９K地点にある水沼ダム、残念ながら写真に撮れなかったが水面に映る山々がうつくしい。その先、対向車が来たらどうしようと不安になるような細い道が何度もあった。

花園神社には広い駐車場があり、トイレは手前の駐車場向かいにある。神社内にも立派なトイレがある。我々シニア世代はトイレの有無は重要事項。

奥の駐車場に車を停め、奥の院をめざした。この日はあいにくの雨だったが、花、樹木を眺めるには雨もまた風情がある。

歩き始めるとすぐに、小さなお堂があり奥を覗くと渓流が流れている。雨が降っている。かなり余裕を持って雨を楽しむ私です。

２０分ほど歩くと七つ滝まで500mのところにやってきました。雨のおかげで美しさも何倍だろうと心の中は満足感でいっぱいです。

小さな鳥居をくぐり七つ滝をめざします。
雨の中私以外誰もいません。美しさをひとりじめです。
後100m登りつめると、私より少しお若いカップルに出会いました。カップルは雨の中、滝の写真撮影に夢中。雨も又良しの方にお会いできて心が踊ります。

その先に鎖があります、この先が奥の院です。途中まで挑戦しましたが雨で足場が悪く、半分登りましたが、年寄りの冷水になる前に引き返すことにしました。

先へ進む時には見落とした、紅葉が目にしみます。
よくやったねと褒めてくれているような気がします。
天気の良い日に又きますと、お礼を言いました。

先ほどのカップルがここでも撮影中でした。
写真好きの方はうつくしいところをよくご存知です。
私も立ち止まり、しばらく静けさと美しさを堪能しました。

今回、歩く会の下見を兼ねていることを知っている夫は、私が下見をしている間に花園渓谷近辺を調べてくれていました、感謝です。
そこから渓谷へ向かいました。渓谷は又の機会にします、お楽しみに。

世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。

忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ１０年位は旅仲間と４～１０人くらいで海外旅行を楽しんでいます。