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ぶらり・ぶら~り

第138回 しもふさ七福神めぐり(成田) (2016/01/28)

新年恒例の七福神巡り、今年は成田にと思い調べるとしもふさ七福神がヒットした。
成田駅から成田線銚子行きに乗り換え2つ目滑河駅に降り立つ。

七福神のモデルコースと七福神巡り境内案内は成田市観光協会オフィシャルサイトにある。
歩くのは苦手と思われる方々には案内マップが親切、駐車の情報がわかりやすく載っている。
モデルコースを歩くのはちょっと距離があるので全て歩きにこだわることはない。
駐車場の案内や七福神由来については、下記のサイトも参考に。
http://www.nrtk.jp/news/narita_walking/index2.html

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私は下見では電車で滑河駅まで行き歩きましたが、歩く会の定例会では現地までバスで行きました。このコースをマップ通りに全部歩くと18.2k、私の属する会はのんびり歩きの会です。仲間達に合わせてコースを少し変えて途中はバスの移動も組み込みました。

昌福寺(寿老人)→龍正院(毘沙門天)→駅前の赤い鳥居→眞城院(弁財天)→小御門神社→乗願寺(布袋尊)→楽満寺(恵比寿)→常福寺(大黒天)→成田ゆめ牧場(福禄寿)

バスは駅から約2kある昌福寺(寿老人)前で下車、皆はここから歩きます。
寿老人は福徳の神。災難除、長寿の神。その日は1月6日、まだ正月松の内だというのに誰もいません。

約1k歩くと龍正院(毘沙門天)仏教の守護、悪霊退散、開運厄除け、福財神。茅葺屋根の仁王門の注連縄に、みんなの興味が集まります。また「ぼけ封じの道祖神」に私達は他人事とは思えず更に興味津々。

駅入り口に行く途中に船が見えました。後で下総利根宝船公園だったことが判明。
詳細は下記のサイトをご覧ください。
http://www.city.narita.chiba.jp/sisei/sosiki/koen/std0049.html

1.5k先の駅入り口にくると右手に赤い鳥居が見えます、七福神巡りが始まったばかりなのに早々と寄り道。菊の御紋があるこの鳥居、本日立ち寄る予定の小御門神社(こみかどじんじゃ)へ通じている道。昔はこの道が参道だったのでしょう。

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鳥居から元の道へ戻り10分歩くと四角に大きな歩道橋がかかっています。
ここは利根水郷ラインです。

陸橋の側にひっそりとあるのが眞城院(弁財天)
音楽、知恵、学問、福財の神です。

陸橋に戻り、「なりたや」というスーパーの前を道なりに進みます。駅前で見た鳥居の先にある小御門神社に到着です。広々した荘厳さを感じます。

私達は少し早めの昼食をここでいただくことにしました。
少し肌寒さはありましたが、手早くお昼を済ませることができました。

お腹がいっぱいになり約1.5kを腹ごなしに乗願寺(布袋尊)まで歩きます。通りは大きなお屋敷ばかりでした。お屋敷が終わると鬱蒼とした林を抜けます。私の大好きな布袋様です。あの笑顔がなんとも愛くるしいですね。両側にお地蔵様のお迎えを受けます。

小御門神社入り口

小御門神社入り口

乗願寺

乗願寺

そろそろ皆も疲れ気味!ここから次の楽満寺まで4kあるのでここはバスで移動です。
さあ、いよいよ終盤です。楽満寺(恵比寿) 庶民救済、福財、商売の神です。
ここにはビンツルさんが祀ってありました。そしてそのそばには「隣の恵比寿様も頭を撫でてください」との書付がありました。

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楽満寺を出て左方向に行くと大きな道路に出ます。前方に首都圏中央連絡自動車道が見えます。手前を右折、道なりに進み、先ほどの首都圏自動車道の下をくぐり、さらに道なりに行くと次の常福寺(大黒天)への標識が見えます。常福寺は五穀豊穣、福寿開運、福財の神。

10image009l残るはあと一つです。成田ゆめ牧場(福禄寿)へ向かいます。この日は七福神巡りでゆめ牧場を楽しむことはできませんでしたが、動物好きな人は改めてゆめ牧場へ。
入場はしませんでしたが、搾りたてのミルクで作られたアイスを美味しくいただきました。

私達のバスはここで待機していました。皆よく歩きました。自分へのご褒美ソフトアイスを食してバスに乗り込み帰宅。

下見で来た時は、ここから滑川駅までの無料のバスで帰宅しました。下見で歩いた時に気づきましたが、モデルコースのマップにある乗願寺から昌福寺までの道は、車の通りが多く曲がりくねった道に歩道もありません。歩くには少々危険かと思いました。

本日、七福神滑川の皆さんには誰にも出会うことがありませんでした。
こんなことは初めてでした。
来年も、どこかの七福神を歩きます。

ぶらりさん自己紹介

世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。

忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。