ぶらり・ぶら~り
第148回 ムーミンが誕生した国って?/旅編Part4 (2016/11/28)
5日目 Karis/Karjaa(カーリス/カルヤー)~トウルク
カーリス駅からトウルクまで58分、運良く座席は空いていて3人一緒に座る事ができた。ホテルはTurk駅から10分というので私たちは歩く事にした。
駅を後ろにまっすぐ歩き出すと、すぐにホテルの名前を発見。
これは幸先が良いとビルの前に立つがドアが開かない(汗)
旅準備編で書いたように、私がメール確認を怠った為、右往左往してしまった。予約時にメールで部屋番号とパスワードが送られてきてセルフで部屋までたどり着くシステムだったのだ。
通りかかった現地の男性の助けと同じ宿泊者たちの助言で、なんとか部屋にたどり着く。受付もホテルマンもいないのだ。通常、宿泊代はチェックアウト時にホテルで支払うが、このホテルは、予約時に、早々と宿泊代を請求し、宿泊するものが何者かを確認してきたのだ。その理由をこの時に納得。
ベッドの割り振りと荷物の置き場所を決めたら、夕方になろうとしていた。
夏時間なので実感はない。ここトウルクには「やすこの台所」という日本人がやっている料理店がすぐ近くにあるというので行くことになった。
やすこの台所はすぐに見つかった。日本語の看板と本物の鯉のぼりが目印の、入り店は2階だった。お昼はとっくに過ぎ、夕食には中途半端な時間だった。やすこさんは気さくに私たちの為に手早く私たちの食事を作ってくださった。
やすこさんは私と同じ団塊世代の方、興味のある方は下記のサイト。
http://www.yasukonkeittio.com/index.php?id=index
「素朴な母の味と日本文化の発信拠点」で検索を…allabout のサイトに出ます。
やすこさんと時間を過ごした後は露店のある屋外マーケットへ、残念ながらもう閉店間ぢか。明日の開始時間を確認してその先にあるトウルク大聖堂へアウラ川沿いを歩きながら腹ごなし。
この日はフィシカルスでの早朝散歩から始まり、トウルクのハプニング、大聖堂までの往復と目まぐるしい1日だった。さすがに疲れました、3人とも早々に就寝。
6日目 トウルク~ヘルシンキ
屋外マーケットがオープンするのは午前9時、そばに市場がある、昨日そこで朝食をとることを決めていた。ヨーロッパは結構このような市場で朝食をとることが多く、私のお気に入りの場所。食後、Kはブルーベリーを購入したいというので屋外マーケットを回るが料金は安くはない、それに生物なので購入をあきらめる。
アウラ川沿いを昨日とは反対方向へ歩く、目的はトウルク城。川沿いの歩きは楽しい、おしゃべりをしながら約1時間弱。
Kは場内の彫金に役立つ何かを探したいと一人城内見学へ。Nは城外を散策、私は城の横を走っている線路が気になり右手に城を眺めながら左側の線路を追う。少しの間、三人三様で行動。
駅はフェリー乗り場につながっていた。多分以前はここから電車に乗り換え中心地へ行く人も多かったのかも? 広い駐車場もあったが、今は使う人も少ないようだ。電車は朝夕各1本だけのようだった。
12時のチェックアウトに間に合うように戻り、荷物を持って駅へ向かう。
電車を予約後、駅前のカフェで昼食を取り2時発の電車でヘルシンキへ向かう。
最後の宿アパートメントは駅から歩いて15分のところ、独り旅の時はこの位と歩く私だが3人ならばタクシーがおトク。あっという間に到着です。
受付に入ると美人で聡明そうなお嬢さんが受付をしてくれました。対応は優しく、必要なことをテキパキと進めてくれました。
部屋は美しくキッチンもありましたが、タリンほど設備はありませんでした。
ほんの3泊です、特別不満はありません。
夕方になったので、ヘルシンキ中央駅周辺へ行き、明日からの行動の下調べ。
中央駅には鉄道、地下鉄、バスターミナル、トラムなどが揃っていてヘルシンキの交通の玄関口。駅舎は1919年に完成されたもので、内も外も見応えがありました。新旧が見事にマッチした駅で、私たち観光客にとっては、ここをメインにヘルシンキでの行動を考えられる便利な場所です。
さあ夕食ですがどこで食べるか決めかねた私達、探しながら宿の方へ歩きました。結局宿の近くにはなく、唯一パブがあるのみでした(笑)本格的なパブは始めて。さて?どうしたものか?
仕方なくカウンターの優しそうなお兄さんに相談して飲み物と3品ほど注文。周りは常連客らしい人々、コンサート帰りか? 楽器を持ったグループと様々でした。だんだん慣れてきた私達、初体験を楽しむことができました。
アパートまでは100m、シャワーを浴びて就寝zzzzzz
7日目 ヘルシンキ
フィンランドらしい森と湖を見たい! 電車で一時間、フィンランド三大古城ハメ城のあるハメーンリンナへ行こう! 電車の時間も調べて駅へ、運良くチケットもスムーズにゲット。ハメーンリンナ駅から直ぐにバナヤベシ湖畔が現れました。湖畔の向こう側にお目当てのハメ城あり、結構歩きました。城内は修学旅行の子供達でいっぱいでした。
街に戻りシベリウスハウスを見学。お昼を求めて駅へ向かう途中で露店市場に出くわしました。そこでサンドイッチを買い求め駅へ。電車でランチをして時短です。ところがチケットがうまく買えません、来合わせた男子高校生に手伝ってもらいました。私たちの希望する席は満席、それで進まなかったのです。
結局一つ後の電車のチケットが買えました。仕方なく駅構内でのランチとなりました。
ヘルシンキへ戻った私たちは、かもめ食堂へ向かったのですがあいにく改装中でした。3日後に営業開始ということでした、残念!気を取り直し街へ出かけます。
トラムの3デイチケットを購入していましたのでこの乗り降り自由のカードを使って街を散策します。
ヘルシンキ聖堂、ウスペンスキー寺を見学。明日予定のスオメンリンナ要塞行きのフェリー乗り場をチェックして、港の入り口付近からエスプラナデイ通りをあるきます。通りをそのまま公園に仕立てた緑道です。公園ではファッションショーが執り行われていてそれは賑やかでした。また沿道にあるモニュメントがユニークでお祭り気分最高潮。
盛りだくさんな一日だった。トラムで駅まで戻り、スーパマーケットに寄り今夜と朝食の食材を買って帰る。昨夜は到着したばかりで余裕がなく気がつかなかったがこのアパートにはサウナがある。サウナの前に予約表が掛かっていた。
昨夜、就寝前の9時に一時間予約を入れておいた。野菜いっぱいの夕食をいただきサウナで疲れを取り就寝zzzzz
世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。
運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。