ぶらり・ぶら~り
第193回 老夫婦のコロナ生活 (2020/11/30)
コロナ!コロナ!あいかわらずの毎日です。高齢者夫婦はこの半年、50年の付き合いの中で最も行動を共にしてきました。これも半年を過ぎると如何なものか?
夫殿はゲートボールの練習&試合で時々出かけていくようになりました。
私は未だ遠方への歩きは始まっていません。
先ずは電車で「歩き地点」へ移動するわけですが、それを考えると中々考えが見つからない!
それならば玄関から気の向くまま歩き始めようか?とも思います。
しかし、その先の考えが浮かばない。
すっかり生活地点での毎日にどっぷり浸っているようです。
実は11月に入り頭の中が動かなくなっています。
毎日の繰り返しの生活に頭の回路が行き先を失ってしまったのか?
以前は歩く会に関わっていたこともあり、コース作りと称してあれこれコースを考え下見へ行っていました。夫の目を気にしながらも行かなくてはと出かけたものです。
とりあえず体力の維持には心がけるようにしています。
ジム通いでは単にスタジオのメニューにとらわれず、有料ですが週一の個人レッスンで体幹トレーニングに励んでいます。いつも私は最高齢者で若い参加者に迷惑をかけないよう努力中です。
今まで医者通いが多かったのですが、何らかの病で治療費を出費するよりレッスン料を出費する方が良かったかもと思っています。
体が元気になると台所仕事をするのが気にならなくなりました。
以前は「料理をしなくては!」「食後の洗い物をしなくては!」と不満だらけの気分で家事をしていました。喜んでやっているまでには至りませんが、やるものだと体が思って家事をこなしています。
体が元気になるという事はこういうものなのかとつくづく感じる昨今です。
ちょっとどうかと思いますが、最近の我が家ジム化しているようです(失笑)
老夫婦ジムへ風呂だけの日もありますが体調管理は手を抜けません。
そろそろ私も行動を起こさなくては!!
世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけてすっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。
今の若い方と違い世間が何もわからない23歳の時伴侶を得て今年で50年。
団塊世代の私も70歳を超え高齢者の仲間入りです。
森の里の小さな我が家に40年間、おかげさまで健康だけが財産となり元気に過ごしております。
これからの目標は、天に召されるまで病なく普通に生活を送ること、そう思