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つくばでバードウォッチング 片山 秀策

第36回 ジャパン・バード・フェスティバル

9月は、突然入院、手術ということで、コラムをお休みしてしまいました。申し訳ありませんでした。お陰様で完治しました。また、コラムを続けたいと思いますので、よろしくお願いします。

サシバ、カッコウなど夏鳥達の多くは、各地からの情報によると、もう越冬地の近くまで到達したようです。日本各地では、コハクチョウ、マガンなどのガン・カモ類が飛来したという情報が地方新聞をにぎわしています。

つくば市周辺の池や沼には、マガモ、ハシビロガモなどのカモ達が越冬のために戻ってきています。ジョウビタキ、カシラダカなどの小鳥たちも、市内の公園や雑木林にもうすぐ戻ってくるでしょう。今年の冬も楽しいバードウォッチングができるのではないでしょうか。

さて、今回は毎年11月に我孫子市で開催される、日本最大のバードウォッチャーのお祭り、「ジャパン・バード・フェスティバル(JBF)」を紹介したいと思います。JBFは、「人と鳥との共存をめざして」をテーマに、2002年に第1回目が実施され、今年で5回目になります。鳥を題材とした芸術作品の展示、鳥類の知識の普及、環境教育など多様な行事、展示などが行われます。

今年のJBF2007は、11月10日(土)と11日(日)の二日間、我孫子市の手賀沼周辺の施設で開催されます。今年は7会場と年々規模が大きくなっています。

日本各地の70以上の自然保護団体、行政・自治体などの環境保全、環境教育の展示、工作教室、バードウォッチングなどが開催されます。

JBFの見物ひとつは、野鳥の自然の姿を彫刻で表現するバードカービングのコンテストです。全国のバードカービング愛好家の作品が、広い会場に並んでいるところは、壮観です。その他野生生物画の専門家の皆さんの展示もあります。

光学機器関連の展示では、日本で発売されている双眼鏡、望遠鏡を実際に使って見ることができます。実際に使ってみて、自分に一番合った光学機器を探すことができる機会はそれほどありませんし、特別価格で買うことができます。

鳥に関する書籍、グッズ、カレンダー、鳥の名前の付いた食品などの販売もあります。なかなか手に入らない商品も多いし、掘り出し物もあるので、毎年楽しみにしているバードウォッチャーが多いようです。冬季の給餌用の手作りのえさ台は、毎年直ぐ売り切れる人気となっています。

去年は、外国製の巣箱やツバメの巣が展示販売になっていました。最近の建材は泥が着きにくいので、ヒナが大きくなるとツバメの巣が落ちることがあって、カップ麺のカップなどで代用の巣を作ったりしますが、海外では専用の巣が作られて、販売されています。

展示の他、講演会、バードウォッチングツアー、ライブなど多彩なイベントが用意されています。晩秋の一日を楽しんでください。

駐車場はありますが、混雑しますので、電車の利用をおすすめします。我孫子駅と天王台駅にはレンタサイクルがありますし、我孫子駅からシャトルバスがでています。

2007年10月25日

片山秀策さんのプロフィール


北海道で暮らしていた時に、庭に来る鳥を見てバードウォッチングに開眼して以来、野鳥の虜に。

死ぬまでに日本で記録のあった鳥を全部見たいと不可能な企てに挑戦中。

日本野鳥の会茨城支部会員、NPO宍塚の自然と歴史の会監事、つくば農林野鳥の会代表幹事

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