つくばのこと、もっとわかれば もっとたのしい! 茨城県つくば市のケーブルテレビ局ACCSによる地域情報サイト
ぶらり・ぶら〜り by ぶらり

第4回 8人のちょっとイイ女たちのハイキング三昧inスイス

「氷河とハイキング」をテーマに6人は成田を発ちました。
日程は15日間です。仕事の関係で15日間旅ができない4人が途中で入れ替わります。
前半組が8日間"アンデルマット〜グリンデルワルト"後半組9日間"グリンデルワルト〜サースフェー"の行程です。
今月から3回に分けて、このスイスハイキングのお話を届けます。

最初2日間はアレッチ氷河沿いをハイキングします。2泊3日の着替えをリュックに背負い後の大きな荷物は貸し別荘(シャレー)のあるグリンデルワルトへライゼゲベックです。
ライゼゲベックとは昔のチッキと同じシステムで、駅から駅まで荷物を届けてもらえます。このシステムがスイスの旅では魅力ですが今年から2日ほどかかるようになったそうで不便です。今年で4年目のスイス訪問ですが、2日かかるため荷物を少し持って歩かなければならず、か弱い?Ladyには堪えます。日本の宅配システムはすごいですね。

最初の宿はアンデルマット、サンドイッチと飲み物ををキオスクで購入して車中で夕食です。キオスクのおばちゃんこんなにいっぺんに売ったことが無いらしく計算が大変そうでした。うっかりおつりを少なくもらうところでした。

2日目

早朝散歩でパン屋さんを見つけみんながオネダリデス。朝食が付いていますから、おやつ代わりに一つづつ買いました。ゲムスシュトック山の展望の予定だったのですが、雲が出ていてロープウエイ動かず。1時間早い電車でフィーシュへ。フィーシュからは駅から少し歩いてロープウエイでキューボーデンで乗り継いでエギッシュホルンです。

アレッチ氷河見え隠れだがとにかくエギッシュホルン近くまで行く。アレッチ氷河を見ながらアルファ米の昼食。アルファ米は、お湯または水を入れて持ち歩いている間にご飯になっているので便利。
今朝ホテルのおばちゃんにお湯を頂き、その場でアルファ米にお湯をかけ、昼食が用意できました。メニューは五目御飯、きのこご飯、赤飯です。ホテルのおばちゃんは、面白そうに見ていました。

キュウボーデンまで降りて宿のあるベットマーアルプまでハイキング奇跡的に晴れる。この旅ではこの奇跡が何度もあるのです。途中道を間違いそうになったがとにかく宿に到着。この旅で唯一のレストランでの夕食を豪華にいただきました。

3日目

早朝は池の周りが晴れていて遠くに見える山々がすばらしいものでした。しかし、早朝散歩の岐路雨が降り出しました。山の天気はわからない?
背中の荷物を軽減する為に不要のものをグリンデルワルトへ箱つめにしてライゼゲベック!
雨が止み霧の中を歩き出す。霧の中の花々がきれい!しかし、又奇跡が!歩くほどに視界が開き昼食時に又アレッチ氷河が現れる。
リーダーアルプでお茶するころにはすっかり晴れ!
ここまでくれば今日のハイキングはほぼ終わりです。

モレルに到着するも、乗車予定の汽車に一歩遅れる。しかしここにもCO-OPがあり今夜の材料をお買い物!インターラーケンで乗り換えてグリンデルワルトに6時到着。

私達がこれから生活するシャレー(貸し別荘)はアイガーの麓でリビングや台所がゆったりしています。こんかいメンバーの中に料理人がいて、旅の間中充実した食生活でした。

4日目

朝の天気はいまいちだがユングラフヨッホをめざし、先ずはメンリッヒエンへ向かう。
海抜2343メーターのメンリヒッヘンに先ず登る(ゴンドラの中で2人の紳士に進められ、シルバーホルンの存在も教えていただく)黄色い花が愛らしく一面黄色い絨毯、頂上からは過って氷河によって削られた谷底にあるラウタ−ブルンネンの町が一望できる。
頂上到着後しだいに霧に覆われ雪・あられの洗礼を受ける。

ユングラフヨッホは解らないがとにかくクライネシャッデックへ向かってハイキング。
大勢の日本人のツアー客がいて昨年とは大違い、それでもハイキング中間地点のころからまたもや霧が晴れ山々を見渡すことができた。

クライネシャッデックに到着後、寒さの中、レストランで昼食。あまりの客の多さにスープは売り切れ〈涙〉
やっと一杯のスープにありつけ6人で分け合ってすする(一杯のかけそば・・・どこかでそんな話がありましたね。)ソーセージを買うにも行列やっと一皿・しかも高〜イ

チケット売り場に頂上の様子を写すモニターがあるが、見るとユングラフヨッホは霧の中で何も見えない!

まだ日が残っているので、今日は諦めて途中アイガーグレッチャー下車で1時間半の行程をハイキング!
霧の中・氷河沿いのモレーン上につけられた馬の背のような尾根道は恐怖でした。
晴れていれば左に大迫力の氷河を右にお花畑を見て歩けたのでしょう。又来ます。

ウエンゲンの町を見て再びロープウエイでメンリッヒエン経由で帰宅しました。

今回のコラムは4日目まで。5日目からの旅は、来月のコラムをお楽しみに。

2004年8月16日

ぶらりさん自己紹介


世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4〜10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。