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ぶらり・ぶら〜り by ぶらり

第5回 8人のちょっとイイ女たちのハイキング三昧inスイス(2)

今月も、スイスハイキングのお話を届けます。今回は5日目から。

5日目

再度ユングラフヨッホ挑戦のつもりが電車に乗り遅れてしまいました。急遽グローセ・シャイデックからブスアルプまでのハイキングに変更です。バスでグローセ・シャイデックへ。今日もスタートは霧のハイキングです。

でも水分をたっぷり受けた花々がみずみずしく美しい。途中雪からあられに変わりました。マーモットの生息地を通りますがこの寒さでは地に潜ったままで見当たりません。

フィルストに到着するころには雨も雪もあられも止んでいました。
レストランで手持ちのおにぎりと注文したスープがおいしかった。
スープについてきたガーリックトーストが絶品でした。

腹ごしらえをしてアルプバッハまで更に歩きます。奇跡は又やって来ます。アルプバッハに到着するころになんと霧が晴れてアルプバッハが現れました。
一休みして、更にところどころの雪上、岩と面白いハイキングでした。このアルプバッハからブスアルプ中間点のころからすっかり晴れわたりファウルホルンを右手に見ながら緑がまぶしいくらい絶景でした。

6日目

いよいよ前半組は最後の日です。見えなくても良いからユングラフヨッホへ行くことに決めました。氷の宮殿やユングラフヨッホの歴史を語る博物館、霧の中のトップオブヨーロッパを見て昼食をとっていました。

なんと晴れてきたのです。真っ青の空!何か神かかりではないかと思ってしまいます。
それっとばかり再度高原とトップオブヨーロッパへ向かいます。
旅の始まりで見たあのアレッチ氷河のスタート地点が見えます。トップオブヨーロッパからは周辺の山々が見えます。ほんの1時間のことでした。


アレッチ氷河

Top of the Europ

7日目

本日前半組と後半組の交代です。全行程組は一休みです。
ところが朝から好天気!せめてフィルストに行って山々を見てシュレックフェルトまで歩きましょうと出かけました。前半組はしっかり荷物つくりを終え出発。12日雲の合間に見えていたベッターホルンがこんなに大きかったなんて感激です。マーモットの家族もいました。氷河もはっきり見えます。一駅なんていわずモット歩きたい!そうでしょうね。次回にとっておきましょう。

さて、最後の最後まで歩いた後飛行場に向かいます。
全工程組の2人は私達と一緒に電車に乗り込みインターラーケンを楽しむ予定です。最後の一人は後半組のためにお掃除をしてシーツなど交換してくれて午後からシーゲニプラッツへ行きました。

前半組のチェックイン後私は到着エリアへ行き後半組のお迎えです。
2人とも無事チューリッヒに到着です。その日グリンデルワルトはお祭りでした。到着後の2人は興奮気味で夕食をとる気にもなりません。空港の駅のプラットホームからシャッターを押し始めます。車窓はチューリッヒ・ベルンと移ります。グリンデルワルトに夕方の8時到着です。サマータイムで外はまだ明るい。シャレーに到着後、空腹に気が付きます。
そーめんとピザでようこそスイスへ!!

チューリッヒ空港・プラットホーム

8日目

朝から好天気です。後半組のSさんは興奮して早朝からシャッターチャンスを期待して早起きです。
でも、興奮していると思ったのですが日常でも写真を撮る時はこうだそうですごいエネルギーです。

今日はミューレンのノースフェイストレイル「北壁道」を歩きます。インターラーケン行きに乗り、
ツバイジンメンで乗り換えです。ラウターブルンネン下車。勾配の急なケーブルカーでグレチャアルプまで行きます。電車に乗り換えてミューレンにたどり着きます。この村は、ガソリン車乗り入れ禁止の村です。村内を少し歩いた後アンメルフーフーベルまでケーブルカーで登ります。アンメルフーフーベル駅をスタートし、花やシュピールボーデンのレストランを経てミューレンへ下ります。
途中山々を写真で説明してある看板があります。なんとそこには日本語の説明も・・・

レストランでは若いお母さんが乳を含ませている光景に出会いました。この光景はどの国も変わりませんね。すっかりおなじみになった私達のお昼はおにぎりと地元のスープです。今日は、大きなハムを一皿2枚注文してみんなで一口づついただきました。
ミューレンから電車に乗らずグレッチャーアルプのケーブルカー乗り場までメンリッヒエンを眺めながら歩きました。電車でラウターブルンネン〜ウエンゲンと行きロープウエイに乗り再びメンリッヒエン経由で帰宅です。本日は天気も良く眺めが最高でした。

9日目

今日も良いお天気です。今日はシーゲニプラッテへの予定です。その前にフィルストまで又ゴンドラで行き一駅歩こうということになり手早く朝を済ませて行きました。

ところが、突然ゴンドラがストップ。先に行った4人はシュレックフェルドにちょうど着いたところでした。靴屋で用を足した私は少し遅れて乗りました。宙ぶらりんのゴンドラの中からアイガーを30分も眺めていました。(帰国後日本でも同じようなことがありましたね)

理由も説明されず途中で全員が降ろされましたフィルストへ行くのを諦め私達はシュレックフェルド駅から下のボルド駅まで歩くことになりました。前半組と歩いた続きを歩くことになりました。次回チャンスがあればボルドからグリンデルワルトまで歩きたいものです。

ハイキング後お弁当を持って、シーゲニプラッテのハイキングに出発です。
グリンデルワルトからインターラーケンのひとつ前の駅ビルダースビルで下車、かわいい登山電車に乗り換えかなりの急斜面を登り、森やトンネルを抜けて到着するころには大展望が広がります。オーバーランドの山々やトウーン湖、ブリエンツ湖周辺の遠望を堪能しました。

終点で登山電車を降りるとお昼です。いつものとおりおにぎりとスープです。
今日はハプニング続きです。私がトイレで用を済ますと鍵が開きません。とにかく近くにいる方に鍵が開かないことを伝えました。鍵は運良く開きましたが、今日はどうも閉じ込められる日のようです。

ここにもいくつものハイキングコースがあります。
食後、1時間半ぐるっと一回りのコースをハイキングしました。

明日も良い天気なのでしょう! グリンデルワルトで過ごす最後の夜です。
仲間の3人は今年還暦を迎えます。グリンデルワルトの最後の夜と還暦を祝って今日はお赤飯のご馳走でした。

今回の旅は9日目まで。続きは、来月をお楽しみに。

2004年9月17日

ぶらりさん自己紹介


世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4〜10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。