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ぶらり・ぶら〜り by ぶらり

第10回 谷中めぐり

「谷中・根津・千駄木」(やねせん)は東京散策の中でも人気のスポットです。その中の下町・谷中を今日はご紹介しましょう。

江戸の風情を残す寺町でもあります。谷中は狭いところです。でも奥が深くて一日では回りきれません。何度も足を運んでしまいます。

最近人気の東京府内八十八ヶ所巡りの7寺院もこの谷中に位置します。地図を片手にこの町を巡っているにとびとも老若男女です。

ちょっとみにくいかも知れませんが赤点と青点で今回巡った道順をなぞって見ました。この地図は谷中の商店に入ると置いてあります。良い記念にもなります。

日暮里駅西口の改札を出て左の階段を登りそのまま御殿坂を進みます。真っ直ぐ行くと谷中銀座です。そこはお昼に寄りましょう。谷中せんべいの前を通過して左折です。

谷中地図
朝倉彫塑館

朝倉彫塑館
9時半から16時半 入場料400円
日本近代彫塑の基礎を築いた朝倉文夫の屋敷が台東区に寄贈されたもので朝倉文夫自ら画設計した和洋取り合わせた住居とアトリエ,自己反省の場として構成した中庭があり公開されている。

ここは何度来ても気持ちが落ち着くところです。
1時間2時間があっという間に経ってしまいます。
時の経つのを忘れてしまいます。400円の入場料は安い!


下町風俗資料館(旧吉田屋酒店)
朝倉彫塑館を出て右へ。左にスペース小倉屋(昭和初期まで質屋・江戸時代の店舗と大正時代の土蔵を改装したギャラリー)の前を通過して三崎坂に出たら左折道なりに行く。右手に谷中の墓地がここは最後に訪れることにしましょう。大きな四つ角に出ると左は言問通り右は善光寺坂です。左角に明治43年に建てられた酒屋を谷中6丁目から移して公開されている旧吉田屋酒店がある。昔使われていた酒屋の樽・升・秤・ポスターなどを展示している。
入館無料、9:30から16:30月曜日休館
下町風俗資料館
ねんねこ家

そこからはもと来た道を少し戻って左へ曲がります少し行くと自性院があります。ここは昔、川口松太郎が「愛染かつら」モデルになったといわれているのがこのお寺のお堂の前にある桂の木だとも云われています??

自性院の角を右に曲がり直ぐ左に曲がります。そのまま進んで又右折です。(解ります?笑)道なりに左に行くと三浦坂です。近くに大名時計博物館が右手の方にあります。興味のある方はご覧ください。

三浦坂を下る途中に「ねんねこ家」がありますがここは金土日しかやっておりません。猫好きの方にはたまりません。

三浦坂を下りて小さな四つ角を更に進んで確か2つ目の路地を右折します。あいそめ通り・あかじ坂へ出るちょっと前にスギヤマアートルームがあります。下町の風景をペン画で描いたポストカードを制作販売しています。

路地を楽しんだら蛇道(旧藍染川)を歩いて三崎坂商店街へ進みます。

ここでは谷中小学校、いせ辰、雑貨イリアス、コーヒースナック乱歩など楽しめます。

コーヒースナック乱歩

蛇道の先を行くと「よみせ通り」と「谷中銀座」です。威勢の良い賭け声が響き渡ります。活気のある街です。
ここでお昼は如何ですか?お弁当も売っていますから陽気がよければ夕やけだんだんで食べるのも良いですね。
うどん、中華、洋食とお気に召したものをどうぞ!

谷中霊園
谷中霊園
観音寺の築地塀
観音寺の築地塀
岡倉天心記念公園
岡倉天心記念公園

その日私は中華の定食を頂きました。お昼を済ませて竹工芸翠屋で竹の箸を求めて夕やけだんだん、七面坂、岡倉天心記念公園、蛍坂・築坂を経て谷中霊園へ。ここには有名人の墓がたくさんあります。
徳川慶喜の墓を最後に今日の谷中めぐりは終わりです。見たいところが満載の谷中です。何度も足を運ぶようです。

(写真提供:伊奈町 長谷川 晃司)

2005年2月21日

ぶらりさん自己紹介


世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4〜10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。