第19回 オランダ・キューケンホフ公園・フェルメール
元祖歩け歩け大会が行われるのはオランダ・ナイメーヘンです。
来年はフォーデーマーチ90回目だそうです。
歩き大好きのぶらりが今回も歩きのお話・・・ではなくて今日はキュウケンホフ公園のお話をします。 |
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「キュウケンホフ」とはオランダ語で「台所の庭」という意味です。
この敷地はもとヤコバ・ファン・バイエルン伯爵夫人の領地だった所です。
1830年頃、ゾッハーというランドスケープ・デザイナーが庭園の設計を任されました。英国風のランドスケープに着目したゾッハーは現在のキューケンホフ公園の原型を作りました。 |
この公園は毎年3月下旬から5月下旬までの2ヶ月間だけ一般に開放されます。1949年に球根花の生産業者と輸出業者が、球根産業のショーケースとして、屋外で花の展示を行うことになったということです。
因みに来年は3月23日より5月19日まで開催されます。 |
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http://www.holland.or.jp/nbt/holland_flower_circulate_keukenhof

パピリオン内 |
公園内にあるパビリオンでは3日間から20日間と花によって日数が変わりますがフラワーショウが行われます。
今回で2回目の私は歩く大会の関係でいつも百合の時期に来てしまいます。次回は畑のチュウリップも見ることのできる4月の下旬ごろに訪れたいと思っています。 |
今回のキュウケンホフは7年前と違って施設も充実していました。
そして花の量が多くてそれは至福の時を過ごすことができました。
朝一番で私たちはここに訪れたのですが、早い時間に来たことに気がつきませんでした。 |

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時期が終盤なので人が少ないのだなと思いながら広い公園の花花花に酔いしれながら昼食後公園を出ようとしたときチケット売り場の行列に驚きました。あと数日で閉園しかも平日でもここを訪れる人はいっぱいでした。
やはり早起きは何とやら静かな時を過ごしました。
キュウケンホフへの快速バスKeukenhof Expressの運行バスはライデンから出発です。
余談ですが、ライデンにはライデン大学の施設の一部としてライデン大学植物園がありそこにはシーボルトが日本から持ち帰ったイチョウやカエデ、紫陽花など500種類の植物が植えられ、市民の憩いの場になっています。
シーボルト・メモリアルガーデン内にはシーボルト像が佇む日本庭園もあります。 |
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今回私はアムステルダムより比較的宿代が安くキュウケンホフへのアクセスに便利であること、今回利用予定のフランス・ベルギー・
オランダ・ドイツの4ヶ国を結ぶフランス新幹線TGVタイプの超特急タリスへの乗車に便利なデンハーグに宿を決めました。 |
ここデンハーグは陶器タイルでおなじみのデフルトが隣の町にあります。
出発直前、ちょうどTVでフェルメールの特集があり彼の作品が光の芸術家と言われる秘密を見たいと思いました。
デンハーグのマウリッツハウス美術館を見る前にそれを確認する為、タイル博物館を見学しました。
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この部屋の光は裸眼では見えませんでした |
http://www.holland.or.jp/nbt/holland_feature_articles_2002.06

デフルトの風景 |
このデフルトの町へたどり着くまでに電車を降り間違えたりしてちょっとしたハプニングでした。
これも旅の良い思い出でした。 |
2005年11月21日
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