つくばのこと、もっとわかれば もっとたのしい! 茨城県つくば市のケーブルテレビ局ACCSによる地域情報サイト
ぶらり・ぶら〜り by ぶらり

第60回 2009年アルゼンチン・チリへの旅(1)

粗こつ者ぶらりの南米へのスタート

昨年ペルーへの旅で南米とは遠いと感じたぶらり、その遠い南米へ一分でも若いうちにもう一度との思いで再挑戦でした。
昨年と違うことがひとつありました。今年1月12日から始まったESTA(電子渡航認証システム)です。まずはアメリカ経由なので渡航認証を取らなければいけませんでした。

かなりおちょこちょいのぶらり、よせばよいのに仲間の認証まで取るおせっかいをしてしまいました。PCから正確な情報を入れるだけなのです。これが私、大の苦手!案の定ちょっとした数字や文字の入力ミスをしてしまった。

今までも変換はもちろんの事いろいろ失敗はありましたが、たいした事ではなく終わっていました。しかし、今回に限ってはいけません。アトランタで入国できなかったならどうしよう(オロオロ)

旅行会社や航空会社へ問い合わせてもそんな事例は聞いたことがないとの返事。
Estaのサポートへ問い合わせると英文でやり直しをしなくてはなりません。
なんとなくコミュニケーションできたぶらりの英語力・・・・・・

それでも何度かやり取りをしたものの出発までにこれといった安心感のある返事を得ないまま出発することになりました。とにかく最悪はアトランタ空港で一日過ごせば入国できるダロウ?????どこかの映画であったような???
昨年購入した自慢のmacairを背中に出発しました。2日間で体重2キロ減!

アトランタまで12時間、機内で出入国カードが配られたので皆にそれを書いてもらいこれがあれば入れるだろう・・・・もちろん前日雛形をサイトからしっかり入手して皆が困らないように用意はしていました。これがあって本当に助かりました。

2キロも体重が減ったくらいやきもきしたのに入国は意外とあっさりでした。
何はともあれめでたしめでたし(ホッ)
問題は無かったがやはりイミグレーションは混んでいました。6時間の乗り換え時間だったのですがゲートに着いたときは出発まで4時間になっていました。
時計を現地時間に合わせながら日本は既に明日の朝だなぁ。

まずはブエノスアイレスまで7時間、やっと出発時間です。
なかなか出発しません、乗り継ぎの飛行機が遅れているみたいでス。マアこれも南米時間2時間遅れでやっと出発です。ペルーへ行く時もそうでした。

一時間ちょっと遅れでブエノスアイレスに到着です。結構スピードを出していたんですねえ。荷物を受け取りアルゼンチンペソに両替をして出口へ。迎えの人が名前札を持って待っていてくれるはず・・・・でした。

たくさんの人がネームプレートを掲げていました。しかし彼らは自分から迎える人を探してはくれないようです。迎えるもの同士でプレートを掲げたままおしゃべりに夢中です。一枚一枚を探しますが私達のプレートが見当たりません。

うろうろする私にどこのエージェント?どこのホテル?と聞いてくれます。
ん!結構親切ね。エージェントの名前を言いますが肩をすくめてばかり!
一人が「荷物を待っている間に一人が出てきて着ていることを言わなくちゃだめだよ」とアドヴァイスをしてくれますが、そんなぁ・・・・・・

うろうろする私に出迎えの一人の女性が声をかけてくれました。彼女の夫は日本人が大好きだそうです。行くはずのホテルに電話をしてくれて何とか連絡が取れました。
飛行機が遅れて帰ってしまったみたいです。(帰国後手配会社に一応報告をしていてクレームを出してくれたみたいです)

彼女が「私もお客を待っているから一緒に居られないけど、ドライバーが30分後に来るから、私の近くのこの場所で離れないように居なさい。」女神に見えたMonica Casadoさんでした。住所でも聞いて後でお礼の手紙でもと思ったのですが、お名前を聞くのが精一杯でした。

20分くらいしてドライバーがやってきました。怒ってやろうと思っていましたが彼の顔を見るとホットして思わず満面の笑みで迎えてしまいました。
ホテルに着いた頃、日本は既に私達が出国をして3日目の朝になっていました。
ブエノスアイレスでは手配の車は来ますが、連絡はすべてメモと電話だけでした。

ホテルに着き、近くで食事をしてホテルの周りを少し散策して明日の移動に備えました。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスはほんの通過地点で数時間の散歩のみでした。

ホテルの前の大通りの中央部分は広い公園になっていて短時間の散歩でしたが、気持ち良い時間でした。写真の大きなオベリスクは、ブエノスアイレスの町設立400周年を記念して建てられたもので、その高さは67mもあります。

この地点に最初のアルゼンチン国旗が立てられたという歴史的なポイントでもあります。
これを中心に東西10ブロックにわたる一帯が繁華街です。
数時間の滞在はとても残念でした。今回は氷河を目的とした旅でしたので仕方ありません。アルゼンチンは広い国です。

翌日は最初の目的地に向かって私達は機上の人でした。
約4時間のフライトで目的地フエゴ島に到着しました。
まだ建築中のログハウス風の空港は素敵でしたが、この目的地へ到着するまでに私達の旅は3日を過ぎていました。いよいよ4日目から旅が始まります。

今回の旅は家を出る時春2番が吹きまくり、電車で成田へ向う為駅に着くと電車は不通!
急遽夫に電話して成田まで送ってもらいました。
本当に出発前からてんやわんやの旅の始まりです。
本番のお話は次回からおたのしみに!(*>▽<*)ゞ

 

2009年4月28日

ぶらりさん自己紹介


世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4〜10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。