| 第33回 香港グルメ編 1997年7月1日、イギリスから中国に返還された香港。その前後に巻き起こった一大香港ブームから、
 もう8年以上もたってしまったんですねぇ・・・
 そして、なんと今年は香港政府観光局が認める「2006香港旅行年」とのこと。
 昨年オープンした香港ディズニーランドもあり、話題性もバッチリですっ!
 ・・・とまぁ、そんなことには全く関係なく(笑)、★香港の風景思いっきりグルメな(単なる食べ過ぎ?な)旅へ、6歳&1歳の子供を連れ、
 「ただひたすら休みたい・・・」とのたまう自称過労死寸前の旦那様をお供に、
 3泊4日で行ってまいりましたぁ♪
 グルメ日記番外編(詳細は第32回参照)ということで、
 お時間のある方は是非ぜひお付き合いくださいませ〜。
 
 
|  九龍側から見た香港島
 |  チムサアチョイ・プロムナード
 「ジャッキー・チェンの手形」
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|  ワンチャイの大通り
 |  でも1本奥に入ればこんな街並み
 |  まずは、お台場にも支店を持つ有名店「鴻星海鮮酒家」。★鴻星海鮮酒家1986年にオープンし、今や香港に12軒の支店を構える名店で、
 2003年には香港料理大賞も受賞している実力派なの。
 香港で唯一味わえるというおこぜ料理も魅力的よ。
 白く濁ったおこぜのスープは、魚臭さがなくて子供にも大好評だった一品。
 オーダーしてからサーブされるまでにちょっと時間のかかるおこぜのちまきは、
 ショウガの利いた超おすすめメニュー。
 自然のうまみがギュ〜っと凝縮されていて、こちらも子供がパクパク完食。
 おこぜの春巻きは、ヨーグルトっぽい酸味の利いたクリームと
 カボチャの甘みがミックスした、今まで食べたことのない不思議な味わい。
 これぞ海外旅行の醍醐味ってヤツです、はい。
 おこぜ料理以外だと、白菜の旨煮が絶品!!
 どうしたらただの白菜がこんなにおいしくなるの〜?と
 ひたすら感動しちゃいました。
 豚肉と揚げ豆腐の炒めも洗練された味わいで、
 上品な中華料理が楽しめるまさに香港ならでは!って感じかな。
 他にも、子供用にとトウガン入りの炒飯(さっぱりしていてグー!)や旦那様のビール、
 各自のソフトドリンクなどをオーダーして、お会計は約8500円(HK$531)。
 手の込んだ多彩な味をおなかいっぱい楽しんだ我が家的には、
 大満足のコストパフォーマンスです♪
 
 
|  おこぜのスープ
 |  おこぜのちまき
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|  おこぜの春巻き
 |  白菜の旨煮
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|  豚肉と豆腐の炒め
 |  写真を撮るまで待てず、子供たちが食べてしまった
 トウガン入りの炒飯(笑)
 |  今回、どうしてもしたかった香港スウィーツを満喫できるデザートバイキング♪★ペニンシュラ・ホテルそのために、出発前ダイエットを敢行したといっても過言ではありません(笑)
 宿泊したグランドハイアットには、
 おいしいと有名な「ティフィン」もあることだし・・・
 とひとり目論んでいたのですが、そこはやっぱり計画の立てづらい子連れ旅。
 その時間にホテルにいることができず、
 いたとしても、おなかの空き具合と要相談状態だったりして泣く泣く断念。
 夏の香港にリベンジ決定です!!
 で、ちょうど甘い物でも食べたいなぁ・・・と家族全員の意見が一致したとき、
 近くにあったのがペニンシュラ・ホテルだったのです。
 ロビーラウンジは、高さ16mの天井で、
 ヴィクトリア時代の宮廷を彷彿させる純英国風の贅沢な空間。
 生演奏が流れる中、アフタヌーン・ティーを満喫してきましたよ♪
 2人前(プラス娘用に1ソフトドリンクで約6500円=HK$412.5)で、
 銀のティーポットでサーブされるたっぷりの紅茶と
 かなりぎっしり中身の詰まったスコーン3個にサンドイッチ、
 プチケーキやショコラ、3段トレー以外にも
 冷た〜くて濃厚なティラミス(マイベストヒット!)などが付いてきて、
 甘い物を力一杯食べたぁ・・・感が4人の中に漂います。
 無理して食べちゃうにはもったいないクオリティーだから、
 ほんのちょっぴり残した物はテイクアウトをオーダー。
 立派な箱にリボンをかけて、
 このままお土産にできそうな状態で戻って参りました(汗)
 
 
|  ペニンシュラ・ホテルのロビーラウンジ
 |  アフタヌーン・ティーの定番♪
 3段トレーに乗った贅沢スウィーツ
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|  子供用椅子も当然完備
 |  辛くて子供が食べられない品の多そうな四川料理は、★満江紅子連れの外食でチョイスしづらいもののひとつ。
 でも私自身は、辛みの利いた担々麺や麻婆豆腐が大好物なんですよね〜・・・
 時々、無性に食べたくなる。
 で、ちょうどそのサイクルがやってきてしまった香港では、
 伝統的な四川料理である火鍋にトライしてきました。
 日系のデパートをはじめ、ショッピングセンターが集まるコーズウェイベイ。
 そこにある「満江紅」は、安くておいしいと地元でも評判の火鍋店なんです。
 2階がレストランスペースのため、
 ベビーカー族にはちょっとつらい急な階段をクリアすると、
 思ったよりヒューマンスペースの大きい開放感ある店内。
 数あるベースとなる鍋の中から、一つの鍋が真ん中で分かれ、
 あっさりしたパイタンスープと激辛のマーラースープ、
 2種類のスープが味わえる日本人にはお馴染みの鍋をチョイスし、
 具を好みでオーダーしていきます。
 「白菜や豆腐、肉系ははずせないでしょう?
 そうそう、1歳児用に白身魚も忘れずにね!
 締めは、ラーメン?ご飯?」
 なんて、オーダーシートに自分たちでチェックしていく方式だから、
 ちょっとした気ままで楽しいひとときまで味わえちゃいますよ♪
 お味の方は、想像以上にマーラースープが辛〜いっ!
 主人と子供たちは、ほとんどの食材をパイタンスープだけで食しておりました(笑)
 食後に本気で胃薬を必要とするほど食べまくり、お会計は約7000円(HK$444)。
 「遅めのランチだったから、夕食はいらないね〜」なんて夫婦で会話したはずなのに、
 日が暮れれば、しっかり地元の麺粥屋に入店できちゃうあたり、
 恐るべし火鍋の消化作用!さすが医食同源!
 って、もしかして恐るべしマイ食欲!ってこと?????
 
 
|  ローカルで賑わう火鍋店「満江紅」
  火鍋に入れた子供にも食べやすい白身魚
 |  2種類のスープが味わえる火鍋
  火鍋店のあるコーズウェイベイの街並み
 |   2006年4月24日 |