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占い宝石箱 じゅりあん・やまもと

第29回 品格ってな〜に?

ついこの間まで昼間は汗ばむほどだったのに、朝晩の冷え込みだけでなく
日中も気が付けば足元や首周りが冷えてきてストーブの恋しい季節になってきました。
まわりを見渡せばいつの間にか来年の手帳やカレンダーが店頭に並び、
クリスマスケーキやおせち料理の予約受け付けまで。
なんか年ごとにサイクルが早まっているような気がしてなりません。
ハロゥインも終わる前にクリスマスの飾り付けになっていたり、
残暑の中汗をかきながらブーツをはいていたり・・。
なんとなくあざとさ、のようなものを感じてしまいます。
なにごとも先取りばかりが良い訳でなく、それぞれの季節感に合わせることが
大切、ということを実感しました。

さて最近品格に関する本がベストセラーになっています。
藤原正彦<国家の品格>、坂東真理子の<女性の品格>など。
どちらも読んでみましたが、本当に基本的常識的なことが書いてあります。
たとえばこれらの本が30年前に出版されていたら、これほどのベストセラーには
ならなかったかもしれません。
多分昔の人にとって折り目正しさやお行儀、たしなみなどわざわざ本にする
までもない当たり前のことだったはずです。

だからといってこれらの本が必要ない、といっている訳でなくあえて本という形に
して残すことで未来へ繋げようとしているのだと思います。
そしてそれぞれの家庭で当たり前とされてきた礼儀とか躾けというもの、
これこそがその家の文化・伝統であると思うのですが、それらがだんだん
ないがしろにされているように感じます。
最近話題になっているろくな挨拶もできない女優や反則はできても謝罪は
できない親子、ビール瓶で弟子をなぐる親方・・。
人としてのモラルや品格が少しずつ軽んじられ、下品極まりない態度や
言動をキャラが濃い、などと言い換えて眉をひそめるような言葉使いや
ふるまいを恰好いいものとすり替えようとしているように見えます。
確かに年齢的に不良っぽさをまぶしく感じる時もあるでしょうし、
一過性のものとして見過ごす必要もあるかもしれません。
けれども最近の風潮はなにか<言ったもの勝ち>という雰囲気が気になります。
今言われているモンスターペアレント(学校に文句をつける親)やすぐキレる
老人など、本来なら子供や若い人を導く立場の人がクレームをつける人、
と化しています。
新聞で給食費を払わない親がいる、という記事を読みそんな親がいるのかと
唖然とするのではなく、払わなくても大丈夫なんだと真似をする親もいるといいます。
何故そんな風になってしまったのでしょうか?

私が小さい頃親によくみっともない、と注意されました。
私の学生時代は制服のスカートを長くするのが流行っていました。
ツッパリ、と言われる子ほどスカートの裾を長くし意気がっていましたが
母などはそれを見て「あんなお引きずりみたいな恰好してみっともない」
と言っていました。買い食いをすることも季節はずれの服装をすることも
大きな声で笑うことも全てみな「みっともないことしないの」と言われました。
私はみっともないという言葉=世間体を気にする親、と感じていたので
自分の子供にも極力使わずにいました。
しかし今思うとみっともない、という言葉は必要なものだったのかもしれません。
自分の中にスタンダードを確立しないと人はどんどん野放図になっていきます。
自分の基準を持っていないから世の中の風潮に流され、ファッションも言葉も
生き方までも安易な道をえらんでしまいます。
どこかに親の目・他人の目・世間の目を意識することがあれば少しでも
自分自身のたたずまいを美しいものとなるよう努力できるはずなのに。

つまるところ、上品さとはさりげないこと・押しつけがましくないことに尽きる
ように思います。見て見て私をみて!という人目を引きすぎるファッションも
どうだカッコいいだろう!的な押しの強さもどちらもあまりに粋とは対極にあります。
今年のプロ野球で神宮球場での最終戦、ヤクルトの古田前監督が試合後に
ファンに向かっていった「皆さん、また逢いましょう!」という言葉に感動しました。
さりげなくしかも万感をこめた大人の言葉。
そんな品格のある大人に少しでも近づけるように頑張っていきたいものです。

おまけ−今月のラッキーさん

恋愛運 6月・10月生まれ
仕事運 9月・11月生まれ
金運 9月生まれ

2007年11月14日

じゅりあん・やまもとさんのプロフィール


読売新聞県南地区フリーペーパー<マイタウンネットワーク>紙上に占いを連載
週刊女性8/10号の袋とじ特集<当たる!と評判の占い師50人>に掲載される
カップリングパーティー エフ・ロード他のイベント等で活躍中
土浦市にて、占いの館 じゅ・ぴたーを開業中
手相・姓名判断・タロット・宿曜術占いが中心

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