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占い宝石箱 じゅりあん・やまもと

第34回 桜のころ

4月の声をきくとなにか身が引き締まるような気がします。
小学校の頃は今度はどんな担任の先生かと不安になり、
高校大学と環境が変わるたびに新しい友人ができるかと
ドキドキしたりして。
社会にでても4月は新人が入ったり部署の移動があったりで
リセットの季節でした。
個人で仕事をしている私にとって今では子供のクラスが変わる、
くらいの位置付けになってしまいましたが、それでも4月になると
シャキッと背筋が伸びるような、始めて英語の教科書を手にした
ときの感動がよみがえるような、いくつになっても誰にとっても
4月は「大切なけじめの時」なのでしょう。

そしてそれは多分「4月」と「桜」が常にワンセットになっているから
のように思います。いまでこそ開花予報などがありますが、以前は
桜=入学式だったような気がします。
実際に咲き始めるのは3月でも入学式まで桜が残っていた記憶が。
「桜」はひとそれぞれ忘れられない記憶とともにあるような気がします。
私自身結婚式を挙げた日の京都八坂神社の満開の桜、小学校に
あがったばかりの子供の帰りを公園の桜吹雪の中で待っていたこと、
仕事帰りライトアップされた夜桜の並木路を車の窓を全開にして
眺めながら帰ったこと・・・。色々な思い出がよみがえります。
そして桜咲いたら一年生!!
新人さんの季節でもあります。

どんな時も新人さんは不安と希望がいっぱいのことと思います。
新人=新入社員や学生だけではないはず。
姑さん一年生の人も定年退職一年生の人も、もしかしたら入院患者
一年生、という人もいるかもしれません。
2歳でお姉ちゃん一年生になってしまったちびちゃんは、突然もうお姉ちゃんに
なったんだから、と言われて言葉には出さないものの「私だってお姉ちゃんになった
ばっかりなのよ、急にお姉ちゃんだからって言われてどうしたらいいのよ」と思って
いるはずです。同居し始めたお嫁さん一年生と姑さん一年生はどちらも本当は
不安でいっぱいでしょう。小学校にあがったばかりの一年生も教師一年生の先生も
おっかなびっくりの毎日に変わりはないと思います。
でもそれを3ヶ月、半年と継続してゆくことでそれぞれの立場や役割というものが
確立されてゆくのだと感じるのです。
世の中の新人さん達、どうか気負いすぎることなく緊張感を持ってフレッシュライフを
楽しんで下さい。そして次に来る人達の素敵な先輩になってほしいなと思います。
靖国神社でいの一番に咲く桜も、一拍遅れて山深く咲く山桜も桜は桜。
桜も人もみな美しく咲き誇って、と願わずにはいられません。

ところで新人さんの第一印象を決める「顔」について書いてみましょう。
よく人相が良い、悪いといいますが世の中に理想的な人相というものは
あるのでしょうか?人相の本では頬が豊かで小鼻が張り唇に厚みのある
七福神の布袋さんのような顔が吉相と言われていますが、私は顔の造り
ではなく表情・顔つきが吉をよぶととらえるべきと思っています。
顔の肉付きの薄い人は財運がない、と言われますが笑顔でいれば頬も豊かに
見えてくるはずです。
一番お手軽にできる運気アップの方法は眉を整えること。
男性の場合剃ったり抜いたりまではしなくてもピンと伸びすぎて出ている眉を
カットしたり、ボサボサの毛をはさみで揃える程度で印象は大変変わります。
最近おバカユニットとして売り出し中の男性アイドルがわざわざ眉に縦の切り込みを
入れていますが、それを見るたびせっかくの勢いが失速してしまいそうで大変
気になります。素直な好青年として人気急上昇中なだけに心配でなりません。
また女性で眉を抜き続けていると眉がなくなちゃった、ということもあるでしょう。
眉墨で書き足す前に眉用ブラシでよくブラッシングをして血行をよくすると
艶のあるきれいな眉になるそうです。
眉は勢いや運気の良さを表し、感情を表現する大事な場所です。
常に勢いと清潔感のあるきれいな眉をこころがけましょうね。

2008年5月1日

じゅりあん・やまもとさんのプロフィール


読売新聞県南地区フリーペーパー<マイタウンネットワーク>紙上に占いを連載
週刊女性8/10号の袋とじ特集<当たる!と評判の占い師50人>に掲載される
カップリングパーティー エフ・ロード他のイベント等で活躍中
土浦市にて、占いの館 じゅ・ぴたーを開業中
手相・姓名判断・タロット・宿曜術占いが中心