読み物

今年のゴールデンウィークは、
マイじじばばと三世代海外旅行を決行してまいりましたっ！
時差が少なく、移動距離も最低限、過ごしやすい気候で、
世界遺産の美しい自然と、子供の大好きなテーマパークがあり、
治安が良く、衛生的なリゾート地！！！(なんと、わがままな・・・)ということで、
行き先は、オーストラリアのゴールドコーストに決定。
和食Love♪な方々を満足させるため、立地の良いコンドミニアム
「Q1 Resort & Spa」をチョイスし、
とっても快適に過ごしてまいりました♪♪♪   

成田－ゴールドコースト直行便　ジェットスター

・・・と、ご報告したいのは山々なのですが。
到着日の翌日5歳児が体調を崩し、初めて海外で病院のお世話になってしまいました(涙)
結果は、疲れからくるウィルス性胃腸炎だったらしく、
吐くだけ吐いて一寝入りしたら、
本人はケロッとして元気イッパイだったんですけどね。
「もうだめ～・・・」ってぐったりする姿に、
ママはどんなに、どんなに心配だったか・・・
ほんと、こっちが泣きそうでしたよ。   

 教訓その１：トラブルは、忘れた頃にやってくる。保険は、偉大です・・・    

サラサラの砂浜と美しい海

一番背の高い80階建てのQ1 Resort & Spa

持ち込み制限がとっても厳しいオーストラリア。
和食を作るため、とにかくイロイロ持ち込みたかった私は、今回旅行の山場は、
入国時の税関・検疫検査！と公言してはばからなかったのですが・・・
意外とあっさり？通れました。
持ち込んだモノは、
料理酒にポン酢、みりん、醤油、めんつゆ、顆粒ダシ、味噌、七味などなど・・・
「もしかして、しばらく住むの？」ってな具合の日本食の数々です。
オーストラリア持ち込み制限に関するブログを読みあさり、
マイじじばばには、春休みぐらいから
「持ち込みたいものがあったら、私に連絡してね。持ち込めるか調べるから」
「『未開封の市販のモノ』だと持ち込めるからね」   と何度も伝えておいたのです。
「『おばぁちゃんが漬けてくれた梅干しだから・・・』なんて泣き落としも
通用しないらしいから、絶対『未開封の市販のモノ』を持ち込んでねっ！」と。   

しかし、さすがお気楽主婦の実母。コラムのネタには困りません。
読者の期待をうらぎらないオッペケぺーぶりで、煮出し麦茶パックを箱から出し、
小さなストックバッグに詰め直して持ってきてくれました・・・ 
以前(第38回香港・マカオ編参照)小さかった息子のため、
海外で無糖茶のペットボトルを探し回った経験を共有するマイばばの孫への愛です。
無償の愛。
その点に関しては、疑いようもありません。
日本で試飲し、味比べまでして持ってきてくれたのですから。
でも、開けちゃったのね～・・・それは、あきらかに未開封じゃないよね？ね？   

もうひとつフォローさせてもらうと、
実母は、とってもスーツケースのパッキング上手。
遠い昔、独身時代のマイスーツケースに、
その匠の技で幾度もイリュージョンを見せてくれました。
そうだったよね・・・
新品ストッキングを開封し、厚紙を抜いてくれていたよね・・・
箱は場所をとるし、重さもあるもんね・・・
開けちゃうよね・・・って「お～いっ！！！」
未開封ってあれほど言ったじゃん。           

まぁ、結果オーライで、全て持ち込めたんですけどね。
ちょっとドキドキしちゃいましたよ。           

教訓その２：血は争えません。カエルの子はカエル。
お気楽主婦の実母は、やっぱりお気楽主婦でした・・・       

主寝室	キッチン
56階3ベッドルームのお部屋からの海側景色	ネラング川方面の景色

毎日朝食と夕食を作り、時にはランチもお部屋で食べていた私達。
キッチンはキレイだし、56階の窓から見える景色は、それはそれは美しく、
会話も弾み、とっても楽しく、子連れなのにリラックスしたお食事タイムでした。
でも、最終日の夕食ぐらいは豪華に外食しようね☆
とバッチリ計画を立てておいたのです。
しかし、ここでもハプニングが・・・ 

その日は、街から車で1時間ぐらい離れた世界遺産の国立公園に
土ボタルを見に行きました。
帰り道、予定していたレストランの閉店時間の関係で急いで車を走らせていたところ、
「ママ、酔ったぁ・・・」と10歳児(涙)
もともと、そんなに乗り物に強い方ではない彼女。
当たり前だよね・・・クネクネ山道だったもんね・・・
車を止めて、しばし休憩。
それでも、あきらめきれず
ガイドブックおすすめのモダン・オーストラリア料理の店へ。
定休日ではなかったはずなのに、ギリギリ営業時間中だったはずなのに、
閉店してました・・・
ホテル内のレストランだったため、
駐車場に車を止めただけで約800円の駐車場代を取られ・・・
フロントに文句を言いに行く気力もありませんでした。 

教訓その３：前回(第38回香港・マカオ編参照)の教訓を再度！
過去その業界のまっただ中にいたとしても
ついついひっかかってしまう落とし穴、ガイドブックのおすすめレストランは
決して信用してはならないっ！ 

ディナーを楽しんだレストラン「CHAT ROOM」

結局、シェブロン・ルネッサンス内のレストラン「CHAT ROOM」で、
コンドミニアムのキッチンでは絶対焼けない、
厚みのある、ごろっとしたオージービーフと
ホクホクカリカリのフライドポテトをいただき皆大満足♪♪♪
バラマンディ(現地の白身魚)のグリルも、さっぱりしていて◎。
レモンソースがもう少し少ないか、別皿だったら満点だったかな。
海老とマンゴーとアボカドのサラダは、
甘酸っぱくてオーストラリア料理らしい味付けでした。
ニンジンとインゲンの温野菜サラダは、少し固めで残しちゃったけど、
スパークリングのボトルや、ビールを頼み6人で約16500円のディナーに
皆笑顔で帰途につくことができました☆
オーダーを取ってくれた優しいウェイターさんは、かなりのイケメンで、
10歳児はフォーリンラブだったしね(笑)  

ステーキ(200g) A$19.90	バラマンディのグリル A$24.50
海老とマンゴーとアボカドのサラダ A$22.90	温野菜のサラダ A$7.50

こんな具合にかなりドタバタでしたが、三世代旅行の良い思い出ができました♪
今度は、どこへ行こうかな？            

フリーの旅行ライターとして、昭文社の「マップルマガジン」や「個人旅行」海外版を編集プロダクション、Ｋ＆Ｂパブリッシャーズを通じて執筆。            

株式会社るるぶ社勤務を経て、現在はWEBサイトを中心にフリーライターとして活動中。