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ぶらり・ぶら~り

第75回 小木津山公園ハイキング (2010/07/20)

昨年8月にご紹介しました助川山に続き日立の小木津山公園のハイキングです。ぶらりがいったのは3月でしたが、紅葉の時期が良さそうです。以前にも申し上げましたが、日立にはハイキングコースがたくさんあります。

下記のサイトには日立のハイキングコースが描かれています。
昨年の助川から今回の小木津山公園へ繋がっています。
http://www.geocities.jp/hcnonbiri/hiaru/htm/annai.htm

小木津山公園
広さ65ヘクタールの広大な公園は、市民の憩いの場所です。
赤松の自然林がそのまま生かされている園内は、中央部に睡蓮の池。春は梅や桜、秋は紅葉を楽しむことができます。そして自然林の中をゆったりと散策できる遊歩道。小鳥のさえずりも聞こえてきます。1年を通して、心地よく自然を楽しむことができる公園です。(日立市・観光案内より)

今回ぶらりが歩いたコースは下記の通りです。
小木津駅→小木津山公園→蛇塚→鞍掛山→かみね公園→日立駅

小木津駅から公園入り口まで約10分です。
ちょっと解りづらいです。駅を出て県道10号線を右に歩くと小木津町交差点を左折です。道なりに登ると左手に下り坂その先に小さなトンネルがあります。トンネルをくぐるとそこが入り口です。

上り坂が続きます。今度は常磐道路の下をくぐると公園です。まっすぐ進んで行くと園中央に出て蓮池があります。

更に前へ進み右手へ行くと北の展望台に行きますが、ぶらりは左方向へすすみました。そこには「いしくぼの滝」という小さな滝がありました。その右手にちょっと急な階段があります。そこを登るとやはり北の展望台へ続きます。ぶらりは単に道を外れただけでしたが回り道も又良いものです。

ここから羽黒山への登山入り口にもなっています。ここからの眺めは太平洋やに日立の市街が一望できる。ちょっと一休みです。

すると先客がいらして話をしてみると小木津山自然公園湿地整備市民ボランティアでコースをまめに回っておられるとか、おかげ楽しくハイキングが出来ますとお礼申し上げました。助川にも山の整備ボランテイアがおられましたが、日立市は良いシステムが定着しているんですね。

後は分岐ごとにある指導表を頼りに歩きます。羽黒山へは行かず分岐点でぶらりは鞍掛山へ向かいます。途中蛇塚を通過。蛇塚には下記のような言い伝えがある。

「戦国時代以前、このあたりに大蛇が棲んでおり、村人に危害を加えていた。そこで、宮田の武人水庭若狭の守が、大弓でこの大蛇を射止めた。村人たちは、喜ぶと同時に後のたたりを恐れ、大蛇の死骸をこの地に埋め、塚をたて供養したと伝えられています。」

もうすぐ鞍掛山駐車場,手前に大煙突の見えます。これは日立鉱山の煙害対策のために1914年(大正3年)に当時世界一の高さ155.7mで建設され、以来工都日立発展のシンボルとして市街を見下ろしながら聳え立っていた。
それが1993年(平成5年)2月19日、突然上部2/3が倒壊してしまっていたそうだ。

駐車場まではかなりの下り坂、膝をやられないように充分注意をして下りたい。ひと山超えた後はかねみ公園へ最後のひと歩きです。
標識に沿って歩けます。

かねみゆうえんちではそばに無料の休憩所がありホットしました。はじめはレストランかと間違ってしまいました。お茶でもしたいと思っていたのですが、元はレストランだったらしく中はとても立派でした。手持ちの水でゴックン!

高台にあるこの公園は見晴らしが良くここから日立駅まで約3km
です。約40分で到着。

小木津山公園も四季を通じて楽しめる所です。
ただし公園内もハイキングコースにもお店はありませんのでお弁当と飲み物をお忘れなく!

紅葉も良いこの公園やハイキングコース、今年も9月からお得なきっぷJRときわ路パスが使えます。車でももちろん行けますがたまには電車で出かけてみませんか?

ぶらりさん自己紹介

世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。

忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。