ぶらり・ぶら~り
第80回 ヨセミテ国立公園 Part1 (2011/01/25)
グランドサークルの旅を終えラスベガスからサンフランシスコへ移動しました。
4泊5日ヨセミテ国立公園を満喫する為です。
ヨセミテ国立公園は、カリフォルニア州の中東部に沿った、シェラ・ネバダ山脈西側に広がる自然公園です。ヨセミテは、1864年に州立公園に指定される。1890年に国立公園に指定される。更に1984年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。公園の面積は3,000キロ平方メー トル以上あり、海抜600メートルから 4,000メートルの所にあります。公園 は、ヨセミテ・ヴァレー、巨木セコイア 樹林、高山エコシステムなどを含めた、 非常に多様な景色の特徴を現しています。
ヨセミテの宿泊予約は1年前からと言われています。私が動き出したのは訪問予定が来年の6月なのに10月でした。Webから8名の予約は困難で日本の大手旅行社の現地支店を通じて予約しました。サンフランシスコからの1泊ツアー+3泊のコースです。現地までは汽車とバスの予定でしたがこのツアーはバスでの送り迎えが付いています。予算を少し出ましたが70代60代のシルバー軍団です。少しの贅沢と考えました。ちなみに今後のご参考までに宿泊サイトをご紹介します。
http://www.yosemite.jp/mt31/archives/000024.html
http://www.yosemitepark.com/Accommodations.aspx
公園内は無料のシャトルバスが走っていますので、車が無くても結構楽しめます。
1日目
午前7時15分お迎えのバスで出発です。ガイドさんはこちらで自分の旅行会社を持っておられるかよ子さん、元気のよい女性は名ガイドだった。ヨセミテからSFへ戻る時は私達だけで彼女の運転でした。その運転はプロ並みスタントマンの経験もあるとか、ん?さすが!
朝食のサンドウイッチを頂き、途中トイレ休憩を入れながら12時過ぎにアーチロックゲート通過・ヨセミテ国立公園入場。
そのまま、トンネルビュー(エルキャピタン、ハーフドームを鑑賞)、ブライダルベール滝など全体をざっと見学する。
ヨセミテロッジへ到着後チエックイン。お弁当を渡される、久々の幕の内弁当。日本で食べるお弁当のようです。スタッフに園内の説明を聞きここからは4泊ヨセミテ三昧の日々です。
私達は滞在中公園の歩道のハイキングを予定している。部屋へ荷物を置くと早速シャトルバスで園内を回ってみる事にする。ところが、土曜日の午後という事で車道は大渋滞です。これでは日暮れまでに園内を回りきれそうもありません。バス停No.6「ヨセミテ滝の下」で下車。
ヨセミテ滝はアメリカ最大の落差を誇る滝。滝はアッパー滝、カスケード、ロウアー滝と3つに分かれている。合計すると落差740m世界第8位。私達の宿ロッジの裏手にある。ロウアー滝の滝壺は迫力がある。見物を終え宿まで歩いて帰る事になる。
宿まで10分位の予定がヨセミテの風景に魅せられて1時間位を歩きました(実は車を避けて歩いていたら道をまちがってしまった・・・・笑
2日目
ここには数多くのハイキングコースがある。シャトルバスを利用してハイキングコースの入り口までいける。とても4泊では歩ききれない。そのたくさんある中から午前中はミラーレイクとバーナル滝までを歩きました。
シャトルバス停17番で下車。ミラーレイク1時間のコース。
周囲が切り立った崖に囲まれている湖は、冬から春の季節にかけて、さらに水かさが増すと、鏡のよう な湖面に周囲の切り立った崖が映すそうです。標識を頼りに歩きます。まさにミラーレイクの名の通りの絶景!乗馬のツアーも通ります。
17番バス停に戻り再びシャトルバスでバス停16番下車。ハッピーアイルズから登り坂を歩行者専用の橋まで歩きます。橋から300m先の歩道はミスト・トレイル行きと、ジョン・ミューア・トレイル行きとに分かれる。
私達はバーナル滝の縁へ繋がるミスト・トレイルを歩きました。800メートルほど歩きます。 600以上ある御影石の石段が特徴です。ミスト・トレイルは夏の間ずぶぬれになるので行かれる方は雨具を忘れないで。日曜日と晴天に恵まれて大勢の観光客。橋までのつもりが水しぶきに誘われるように滝の近くまで歩いてしまいました。
午後の予定に間に合うように残念ですが引き返します。
16番バス停に戻り、バスが来るまでの間に持参したお弁当でランチです。今日のランチは日本から持参のアルファ米です。これはなかなか便利で本来は災害時の保存食として作られたもの。お湯や水を入れておけば結構おいしいご飯になります。
今回のツアーで園内のグレイシャーポイントツアーが最終日についているが4泊する私達には好きな日にそのツアーを選ぶ事ができました。8名の人数なので園内の英語ツアーでなくプライベイトツアーのように日本語で案内をしていただいた。午後1時ロッジ出発。
自然の展望台グレイシャーポイント(標高2199m)から渓谷やハーフドームを一望する。2010年は遅くまで雪が降っていたので途中の道路の端にはまだ残雪があった。また、途中ブラックベアにも出会ってしまった。
午後のツアーを終え、ロッジから見た夕日に燃えるハーフドーム。ヨセミテにいる事を実感したひとときでした。
世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。
忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。
運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。