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ぶらり・ぶら~り

第84回 冬のアラスカ(1) (2011/08/10)

空振りで終った7年前のオーロラ観賞。
再チャレンジです。冬のアラスカ、結構厳しいものでした。

部屋からオーロラを観賞できる家をアラスカに建て、観光客を迎えている熊谷さんという若い日本人夫婦の話を、聞いた事があった。検索すると今は宿泊施設も出来たとか、早速問い合わせる。旅行予定の半年前でした。
http://www.auroracabin.com/JapanesePageOne.html

ただオーロラを見たいだけで、アラスカについては全く知らなかった。
本来アラスカは、オーロラだけではなく夏がメインで、多くのアクティヴィティがあるようだ。また、四季を通して楽しめる国のようです。
大自然を満喫する夏のアラスカ、短い秋、冬はオーロラと雄大な雪景色。

アンカレッジからの出発です。先ずはアラスカ鉄道で雄大な冬景色を見る事にする。冬はアンカレッジからフェアバンクスまで土曜日、逆方向は日曜日だけ動いています。日本出発はこの日に合わせます。

8時半アンカレッジ発アラスカ鉄道を楽しみます。
この日はファエアバンクスまで行かず、途中のデナリ国立公園から10km地点にあるヒーリーのB&Bに2泊3日滞在です。http://www.denalidomehome.com/

車窓からの眺めはすばらしく、雪景色、マッキンリーまた動物が現れると車掌さんが知らせます。右に左に皆カメラを持ってシャッターチャンスを狙います。

ヒーリー駅に到着ですが、ここは駅?と思ってしまいました。B&Bからのお迎えの車が待っていました。まさしく駅らしい、愉快で親切な車掌さんともここでお別れです。

B&Bからはオーナー主催のツアーでデナリ国立公園ほんのさわりを経験。是非夏に訪れたいものと感じた。ここでもオーロラのチャンスはあるとの事に心ときめいたが、残念ながら二晩とも見る事は出来なかった。予定は2週間まだ期待は膨らむ。

「デナリ」(“Denali”)という言葉は、先住民アサバスカン(Athabaskan)の言葉で、「偉大なもの」を意味し、マッキンリー山自体を指す。野生動植物の宝庫である。公園は一年中オープンしているものの観光は時期が限られている。多くを語るよりはサイトをご覧頂いた方が良さそう。
http://www.alaska-japan.com/activities/denali_1.html

宿の食事はご主人ジョンさんの担当のようです。
そして奥様は元英語の先生だったとか、英語の苦手な私達にも出来るだけ理解出来るよう、ゆっくりB&Bでの案内をしてくださいました。

B&Bではアルコールの販売権がないので注文しても無いとの事。持込みはOKなのですが、知らなかった我々は持参しておらず休肝日(^^)//なり。

翌日はデナリ国立公園のMurie Science & Learning Center訪問ツアーです。スノーシュウを楽しみデナリ国立公園について少し学びました。その後はケンネル(犬ぞりマッシャーが犬を飼っている場所)見学や、時間が許す限り私達にデナリを含めた公園近辺を見せてくれました。

昼食のお弁当を予約したのですが、なんと材料がテーブルにあり自分でサンドイッチを作ります。パタゴニアのトレッキングのときも同じシステムでした。
デナリ公園に到着時の元気さは、スノーシュウ後にはなく、皆雪だらけで少々お疲れ気味でした。冬のセンターは訪れる人も少なく、特別に会議室を使わせていただき、昼食を済ませました。

センターを後にしてケンネルへ、私達が訪れた時に犬の世話をしていた女性達は、チャーミングなお嬢さん達でした。犬達はB&Bのオーナーにも良く懐いているようで、車の到着で来訪が解るようでした。彼女達は本当に犬が好きでたまらないようです。彼女達がケンネルでの生活を説明してくれました。
帰りにはビューポイントヘ案内をしていただき、寒いけど楽しい一日でした。

帰りにはジョンさん酒屋さんに寄ってくださいました。夕食では皆で乾杯!
翌日はフェアバンクスへの移動です。朝はB&Bが我が家の様な気分でのんびりと過ごす事が出来ました。前夜日本から持参したDVDでストレッチをした広いリビング、夏もしくは秋にも是非来たくなる様な広い庭?各部屋も個性豊かな部屋でした。昨日と同じランチを作り出発です。

昼過ぎフェアバンクスヘ向かいます。ヴューポイントで時々立ち止まり、シャッターチャンスをくれます。雪の芸術や太陽と光のイタズラに感激して夕方到着です。当日は感謝祭でどこのレストランもいっぱいでした。

とにかくホテルのレストランの受付嬢におすすめのレストランを教えていただき、ほぼ満杯のところわずかな時間を予約。それまで町の散歩やウインドウショッピングして部屋単位で過ごします。レストランから出てきた時はすっかり暗くなり、温度はマイナス16度。凍る程の寒さでした。
翌日は早朝から北極圏までの一日ツアー。オーロラも気になるけど就寝!

ぶらりさん自己紹介

世界で一番人口の多い団塊の世代・1947年生まれの好奇心いっぱいの獅子座です。

忘れた頃の5人目で、比較的自由に育ちました。生まれは熊本・小中学校時代は下関ですから育ちは下関かも知れない。存在感のない子供でした。親からも同級生からも忘れられることが多かったので、気ままにテクテク歩いたりラジオ・テレビに興じたりしていました。今の生活にそんな育ち方が反映しているかも知れません。

運動神経の悪かった私は歩きというスポーツを見つけて20年すっかりアルチュウ(歩く中毒)になっています。社会性に乏しい割にはここ10年位は旅仲間と4~10人くらいで海外旅行を楽しんでいます。